
2018年10月14日、秋葉原にて行われたユービーアイソフトのイベント「UBIDAY 2018」。メインステージではオープンワールドレースゲーム『ザ クルー2』日本最速を決める「JAPAN CUP」の決勝戦が執り行われました。

まずはイベントの総合MCを務めるスピードワゴンの小沢一敬さん、声優の能登有沙さんが登場。



この決勝戦で最速を目指し争うのは、名古屋代表Mamossa選手、東京代表takumi選手、大阪代表全手動選手、福岡代表Pulse選手の計4名。

選手紹介の後は、試合解説を務める「最終兵器俺達」のこーすけさんと、「父ノ背中」のきんちさんが登場。4人によるゲーム概要と試合のルールの紹介が終わったらついに試合開始です。
今回の決勝戦は、全員が各レース(ラウンド)ごとに指定された同マシンを使用した状態で、5つのラウンドの結果によるポイントの合計を競う形式。ラウンドトップは、次ラウンドのコース選択が可能です。


第1ラウンドは、Pulse選手がデンジャラスながらも巧みなドライビングで余裕の1位。そのまま第2ラウンドも制し、一気に総合トップへと躍り出ます。

追い上げるは、両ラウンドで2位に付ける全手動選手。全手動選手は第3ラウンド、得意のボートレースを1位で終え、本格的にPulse、全手動両選手による一騎打ちの様相に。

試合の流れが決定的になったのは第4ラウンド。ホバークラフトでのレースであるこのラウンド途中、全手動選手が「チェックポイントの通過ミス」という痛恨の失敗を犯します。

これによりポイント差を更に広げ、盤石の状態になったPulse選手。最終ラウンドでは、「Pulse選手が3位以下」かつ「全手動選手がトップ以外」の場合、Pulse選手の勝利が確定する状態に……!

そんな状況で迎えた最終ラウンド。中途まではまさしく3位進行となったPulse選手ですが、先を行く全手動選手らが次々と大クラッシュ。必死のカバーも追いつかずPulse選手が1位を獲得、そのままゴールし栄冠を手にしました。

「適切なコース取りをミスなく行う」という基本テクニックを、マシンやコースが変わっても徹底したPulse選手が優勝を飾りました。
時間が押しているのか、“巻き”で行われた表彰式では、優勝のPulse選手に大会で使用されたものと同モデルのゲーミングPC「LEVEL∞ R-Class」、ハンドルコントローラー「S-XW Racer Sparco P310 Competition Mod」が授与されました。ちなみに19歳のPulse選手、実は“実車の免許は持っていない”のだとか。意外な事実も判明しつつ、『ザ クルー2』JAPAN CUPは幕を下ろしました。