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TechPowerUpは、GPUの種類や、各種の能力検出を行う有名ソフト『GPU-Z』に「偽グラフィックボード」検出機能を搭載したと発表しました。
PC Gamerによれば、これは以前、仮想通貨の高騰に伴って生まれたいわゆるマイニング需要に対し、古いGPUを最新のものにリラベルしての販売が一部で行われていた問題などに対応するための機能。「偽グラボ」が検出された場合、グラフィックボード名称の前に[FAKE]の表示が付き、該当のグラフィックボードが正規のものではないことを警告します。
とはいえ、「偽グラボ」であるというのは、通常国内で流通する新品正規のグラフィックボードでは起こらないだろう事態。また、古いGPUを用いた「偽グラボ」であるならばその性能差によりすぐに問題が発覚するだろうと想像される所です。
とは言えども、ユーザーによっては当然気になる所。「もしかしたら……!」など心当たりのある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。「GPU-Z」のダウンロードはこちらから。なお、仮想通貨の相場は有名通貨ビットコインでも、最盛期に比べ1/3程度まで下落している模様です。