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米国マーベル・コミックで、「スパイダーマン」や「X-MEN」などを手がけたスタン・リーが、現地時間2018年11月12日に亡くなったことが多数の海外メディアにより報じられました。
スタン・リーは1939年以来、多数のアメリカン・コミックを手がけた編集者。マーベル・コミックが、ヒーロータイトルで有名になるきっかけとなった「ファンタスティック・フォー」を始め、「スパイダーマン」や「X-MEN」、「アイアンマン」、「ハルク」、「ソー」、「ドクター・ストレンジ」、「デアデビル」、「アベンジャーズ」など数多くの今では欠かすことの出来ない同社のヒーローたちを手がけ、長年ファンからも愛されていました。80年代を中心に、マーベル社の映像制作にも深く関わっています。
また、日本制作の作品においても、後に『スーパーロボット大戦』に登場したアニメ「HEROMAN」のほか、漫画「機巧童子ULTIMO」に原作としてクレジットされています。2018年11月12日にカリフォルニア州ロサンゼルスの医療センターへと緊急搬送され亡くなったと伝えられる同氏ですが、現時点では詳しい死因については明らかにされていません。
後年のスタン・リーといえば、映画・アニメ・ゲーム・漫画問わず多数の関連作品へのカメオ出演も有名で、数々の映画の大半だけでなく、ゲームでも直近ではPS4『Marvel's Spider-Man』に出演していました。過去には自身を主人公としたゲーム『Stan Lee's Hero Command』などもリリースされています。
なお、既に2019年上映予定の「Avengers 4(仮)」への出演シーンの収録は終わっているとのことで、これが最後の出演作品となりそうです。