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前作での刺激的な善人(風味)プレイが忘れられず、待望の続編『レッド・デッド・リデンプション2』でも善人(自称)プレイに挑んでみたプレイ日記。じっくりゆっくり第三回目です。
前回はチャプター2に突入し、善人アーサーの自由気ままな荒野の冒険が始まりました。荒野と呼ぶには結構自然に囲まれていますが、そこは雰囲気ということでひとつ。始めに訪れた町では極力波風を立てず、騒ぎを起こすことなく過ごします。騒ぎが起きないように行動した成果(例:口封じ)ですね!
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少しでも世の中が良くなればとの思いから、困ってる人を捜して回りますが、そんな善人アーサーの視界に飛び込んだのは「殺+吊+晒」の見事な合わせ技。見た目通りの即死コンボです。これには善人もお手上げさ! ・・・いやもうホント勘弁してください・・・。
せめて時間を巻き戻せたら、殺人鬼に銃口を向けてやれるのに。無力感を噛みしめながらも、善人アーサーの放浪記が今回も幕を開けます。
なお、メインストーリーの重要な点については触れませんが、大まかな展開やサブイベントの内容などのネタバレを含む箇所があります。未プレイの方やネタバレが気になる人はご注意を。また、衝撃的な画像も含まれていますので、18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
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◆善人であろうとするほど、その頂は遠ざかるのか・・・
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ホースシュー高台に逃れたダッチギャングの暮らしを良くするため、雑用に汗を流し、取り立てた借金を納める善人アーサー。ハビアやレニーなどが頑張っている様子も、帳簿から窺えます。自分も頑張らないとなと気合いを入れつつ、レオポルドの「匂い消しローション:60セント」がちょっと気になるお年頃。取り立てた借金の利息分とかでがっつり儲けてそうなのに!
しかしアーサー自身も、どうやって稼げばいいのかまだ右往左往状態。悪事に手を染めればイージーですが、善良な人々を食い物にするわけにはいきません。アーサーが銃口を向ける人間は、マップ上で赤いマークがついた相手だけだ! 基本的に!(色々と例外はある模様)
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ということで、人間以外に目を向けてみようと思い、ホゼアと一緒に狩りに出かけます。趣味の虐殺はアウトですが、生きるための狩りならば善人プレイ的にも問題ないでしょう。むしろ、自らの手で狩ることで命の重みをよりリアルに感じ取り、その業から目を逸らさないのは大事なことです。
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そんな呑気なこと言ってられないくらい、業がリアル!むしろこっちが狩られる勢いです。あっさり瀕死のアーサーですが、なんとか体制を立て直し、大自然の驚異にひとりのガンマンとして立ち向かいます。
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その結果、なんとか伝説のハイイログマを討伐。どうやら、毛皮を罠師に売ることでコスチュームが作れそうです。売ればお金も貰えますし、まさに一石二鳥。結構がっつり目の解体シーンを挟み、毛皮を無事回収しました。
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その帰り道。意気揚々と道を進んでいくと、倒れた馬に足を挟まれ、身動きが取れない女性と遭遇。助けを求める声に応じて、スマートに助け出すアーサー。早速善人らしいプレイも出来て、なかなかの滑り出しです。
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すると、家まで送って欲しいと更なる要求・・・もとい、救いの手を求める言葉が。馬は事切れてるので頼れませんし、足を痛めてるので歩くのも辛そうなので、無理もない願いです。しかしここで、ひとつの問題が発生。馬には今、伝説のハイイログマの毛皮が鎮座しており、彼女を同乗させるには毛皮を見捨てなければなりません!
ここまでは善と悪の二択だけでしたが、「どちらを選び、どちらを捨てるか」を問われる展開に。事態が深刻ではないだけまだマシですが、女性を見捨てるのも気が進まず、かといって仲間のために手に入れた毛皮を諦めるのも悩ましい! そう、仲間のためですから。仲間のため。いいね?(暗示)
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などと葛藤しているように見えますが、実のところは「どどどどすれば!?」と挙動不審にグルグルしていたら、しびれを切らした彼女が足を引きずりつつ歩き始めてしまいました。oh、西部劇の女性は逞しい・・・。為す術もなく見送るアーサー。即断即決も、善人に求められるスキルだと実感させられました。みんな、『レッド・デッド・リデンプション2』の選択肢には時間制限もあるので気を付けてね!(場合によっては)
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