中国紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国共産党の国家広報出版局次長Feng Shixin氏により、新たな審査プロセスのもとでの最初のビデオゲームの審査の完了が発表されたとし、再開を報じました。しかしながらShixin氏は「レビュー待ちのゲームが多いため、(完全な新規の審査には)多くの時間がかかるだろう」とした旨のコメントを残しています。
この中国の新規タイトルの審査停止を巡っては、ゲーム部門に大きな影響力を持つ中国ITコングロマリット、テンセントの株価の大幅な下落を招くなど、巨大市場の先行き不透明な停止に伴う、多くの混乱が見られていました。一方、審査の再開こそ成された形ですが中国メディアcaijingは関係者発言として、今後の審査総数は前年7,000本に対し年3,000本程度に留まるとした内容の報道を行っています。
なお、審査の再開の前には『フォートナイト』『PUBG』『Paladins』などの人気タイトルが中国でサービス禁止になったという情報が、一部海外メディアなどを中心に報じられていましたが、Niko PartnersのアナリストDaniel Ahmad氏は、中国では既にサービス中のゲームの再審査を行うことはないとして噂を否定しています。
一時は大きく危ぶまれた中国ゲーム市場。果たしてこの審査再開を経て再び大きな活気に包まれるのでしょうか。
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