Playsaurusは、アクションアドベンチャー『The Eternal Castle [REMASTERED]』の配信をSteamにて開始しました。
同作は、暴動シム『RIOT - Civil Unrest』なども手がけたLeonard Menchiari氏が幼いころ、1990年代初頭に熱中したものの、フロッピーの破損により二度と遊べなくなってしまったMS-DOSゲームを、記憶に頼りながらオマージュしたというアクションアドベンチャー。特徴的な2ビットのレトロ風グラフィックや、それに反した非常になめらかなアニメーションが魅力です。

ゲームは記憶にある「幻のゲーム」の他に、『プリンス・オブ・ペルシャ』や『フラッシュバック』『アナザーワールド』などに影響を受けており、映画的な動作も大きな特徴となっています。なお、海外メディアPolygonによれば、2016年に海外フォーラムにて『The Eternal Castle』というDOSゲームが紹介されており、ゲームファイルも公開されていたとのこと。

しかしながらファイルは動作せず、後に内容の精査が行われた所、それらしく作られたフェイクファイルだったとのこと。少なくともDOS時代のレトロゲーム『The Eternal Castle』は架空のゲームで、Polygonは「決して存在していなかった」と伝えています。
開発者がプレイしたという「幻のゲーム」が実在していたかどうかは別として、懐かしさを強く感じさせる作りとなっている同作。気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
『The Eternal Castle [REMASTERED]』は、SteamにてWindows/Mac向けに987円で配信中です。