
『アサシン クリード オデッセイ』のクリエイティブディレクターJonathan Dumont氏は、本作向けDLC「最初の刃の遺産」エピソード2「影の遺産」のストーリーについて、公式フォーラムで謝罪しました。
これは、「影の遺産」のエンディングにて、主人公が自分の血統を後世に残すため、とあるキャラクターと結ばれ子どもを作る、という展開に対する批判を受けたもの。「選択」をテーマの一つとして主人公のセクシャリティまで自由に選べた(同性愛を貫くことも可能)本作で、異性とのロマンスを半ば強制させられる展開となっていました。
こうした批判に対し、Dumont氏は、公式フォーラムに謝罪文を掲載。本DLCのストーリーは、キャラクターの血統がアサシンにどのような影響を持続的に与えるかを説明することが目的だった、と説明しながら、ユーザーの反応をみたうえで、それが失敗だったことは明らかだ、としました。
祖先の出来事を追体験するという本シリーズの設定と、すべての行動を自由に選択できる本作のコンセプトが、衝突する形になってしまった今回の件。全てのユーザーが納得できるストーリーを作り上げていく難しさが、よくわかる事例と言えるでしょう。
なお同氏は、次期DLCとなるエピソード3「Bloodline」について、望まないのであれば、(異性との)ロマンティックな関係を続けなくていい旨も明かしています。