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MSIの日本法人、エムエスアイコンピュータージャパンによる新製品発表会をレポート

2019年2月1日、秋葉原の通運会館にてMSIの新製品発表会が開催されました。

連載・特集 特集
2019年2月1日、秋葉原にある通運会館2F特設会場にて、e-Sportsにも力を入れている大手PCメーカー エムエスアイコンピュータージャパンが主催する「MSIゲーミングノートPC新製品スペシャル体験会」が開催。ハイエンドモデルからエントリーモデルまで、各モデルのポイントを伺ってきました。

GeForce RTX 20シリーズに追加された最新テクノロジー


まずは、今回の新商品に搭載されたGeForce RTX20 シリーズについて、新たに追加された2つの機能を紹介。

・レイトレーシング


レイトレーシングでは光を当てて、物体に反射したデータでシャドウや光源などを探り当て、正しくピクセル計算を行うものです。例えば光線を地面に充てると、物体の影の計算を行います。


光を滑らかな物体に充てると反射します。その反射を計算し、正しい色を作り出す事で、リアルな映像を表示します。従来の手法では、鏡の反射を疑似的に作っていましたが、レイトレーシング機能を使うと鏡に写った像はもちろん、球体にも綺麗に反射します。


影の映像も自然なものになり、リアルタイムでの変化にも対応しています。


例えば窓から入ってきた光の具合も、リアルタイムに正しい色を表現します。


天井が崩れるなどダイナミックな変化を行うと、従来の手法では暗いままですが、レイトレーシングでは光が照らされ中が明るくなります。

・AIグラフィックス


DLSS (Deep Learning Super-Sampling) という技術により、レンダリングされた画像と64倍でサンプリングされた画像をAIに学習させます。ゲームの様々なシーンを学習し、ドライバに組み込んだうえで、レンダリング画像と合わせて学習した画像から正しいピクセルを計算し、高精細のグラフィックが表示されます。それだけでなく、時間のかかっていた処理が改善され、パフォーマンスアップするテクノロジーです。

全5種がラインナップ!それぞれのポイントを解説


『GS75 Stealth』






最新のGeForce RTX 2080 Max-Qを搭載したモデルで、何と言ってもウリはその薄さ、軽さ。2.25kgという軽量モデルで、持ち運びに最適です。144ヘルツのリフレッシュレートで、FPSなどのスピーディーなゲームでも精細でなめらかに表示されます。大きめのタッチパッドは、「Silky Smooth Touchpad」を採用し、触り心地のよい操作感です。RTX 2060が搭載された下位モデルもラインナップされています。税込価格はRTX 2080 Max-Q搭載モデルが、43万5,000円前後。RTX 2060搭載モデルが29万8,000円前後です。

『GE75 Raider』





こちらはGeForce RTX 2080 を搭載したモデル。なんといっても、15.6インチサイズの本体に17.3インチ狭額縁デザイン、144ヘルツゲーミング液晶パネルを採用し、圧倒的な画面占有率がウリです。キーボードカラーの変更で見た目もカラフルになります。下位モデルはRTX 2070搭載となっています。税込価格はRTX 2080搭載モデルが、41万5,000円前後。RTX 2070搭載モデルが32万9,000円前後です。

『GF75 Thin』





こちらは、GeForce GTX1050 Ti Max-Qデザイン搭載したカジュアル向けモデルです。2.2kgという圧倒的な軽量に、こちらもベゼルの薄い液晶デザインで15.6インチ並みにサイズダウンしながらも、17.3インチの大画面となっています。税込価格は18万8,000円前後です。

『GL63』





こちらは、GeForce RTX 2060を搭載したエントリーユーザー向けモデルとなっています。強力な冷却システム、「Cooler Boost 5」を搭載し、長時間の安定動作が見込めます。また、高音質が楽しめる「GIANT SPEAKER」もウリです。こちらは、CPUが違うインテルCorei7-8750H搭載と、Corei5-8300H搭載の2モデルがラインナップ。税込価格はCorei7-8750H搭載モデルが、25万円前後。RTX 2070搭載モデルが20万円前後です。

『PS63 Modern』






こちらはGTX1050 Max-Qデザイン搭載のクリエイター向けビジネスモデル。持ち運びに便利な1.6kgという軽量モデルで、様々なシーンでの作業に対応します。サイドにはダイヤモンドカットが施された見た目も美しいデザインです。また、ビジネスモデルということで、指紋認証も採用されています。こちらは、メモリ16Gと8Gの2モデルをラインナップ。税込価格はメモリ16GBモデルが18万8,000円前後。メモリ8GBモデルが15万9,000円前後です。
《東響希》
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  • スパくんのお友達 2019-02-04 0:16:54
    ウィッチャーはDXR対応してないはずだが・・・プラセボじゃないのか?
    まだまだ重すぎるうえに普及していない、対応してるBFVでも現状は本当に間違い探しレベルだしまだ買わなくてもいいと思う
    劇的に変わるMetro Exodus、Atomic heartあたりが出たらか、Cyberpunk2077あたりが対応するか否か言及してからでもいいかも
    1 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2019-02-03 23:38:01
    ゲムスパって「◯◯でゲーム出来るから楽しみ」みたいな純粋なコメントに「自慢!」だの「マウント!」だのとにかく貶したい劣等感の塊な民度低い人多いな
    6 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2019-02-03 22:49:31
    >>1
    そういえばいたな
    あいつはなにがしたかったんでしょうね?
    6 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2019-02-03 22:49:05
    RTXシリーズの発売からノート用への展開までのスピード感は流石としか
    来週末のMetroでレイトレーシングをたっぷり楽しませてもらいます
    2 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2019-02-03 21:16:37
    2070使ってるけど最近対人ゲーばっかやってて正直レイトレの恩恵を実感できない
    対人ゲーメインの人はまだまだ10シリーズでいいと思う
    ただ一方でウィッチャーとか没入感がある、自分のペースでゲームを進められるタイプのソロゲーに使用すれば
    たぶん20シリーズじゃないと満足できない体にされてしまう
    4 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2019-02-03 21:14:19
    今まで「レイト レーシング」だと思ってたなんて誰にも言えない…
    4 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2019-02-03 19:04:47
    レイトレーシングは名前は知ってたけどどういう技術かわからなかったから勉強なった
    3 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2019-02-03 14:02:33
    ゲムスパにレイトレについてめちゃくちゃ自慢してた奴いたなww
    4 Good
    返信

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