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2月末にパブリッシング/ディストリビューション部門の閉鎖とそれに伴う従業員の解雇が海外メディアにて報じられていたポーランドのTechlandですが、同社CEOのPawel Marchewka氏はGamesIndustry.bizに声明を発表し、その詳細を明らかにしました。
声明によれば数ヶ月間の市場分析の結果、ポーランドにおけるパブリッシングおよびディストリビューション部門の閉鎖を決定したとのことで、閉鎖プロセスは2019年末まで続くそうです。また、この閉鎖で影響を受けるのはポーランド市場でのサードパーティ製パッケージ版のみであり、グローバルなパブリッシング計画や『Dying Light 2』を含む2つのAAAゲームの開発は継続して行われると伝えました。
Pawel Marchewka氏は「当社は絶えず成長し、素晴らしいゲームを開発しています。オリジナルの『Dying Light』の売り上げは減少していない上に前年比で成長し続けています。『Dying Light』は常に新しいオーディエンスに届けられており、これは私達を幸せにするとともに正しい方向を選んだことを示しています。それはまた『Dying Light 2』を最高のゲームにするためのやる気を起こさせてくれます」と語っています。
『Dying Light 2』はPC/PS4/Xbox Oneを対象にリリース予定。なお、今回の決定で13人が解雇となるものの、彼らの解雇手当は業界及びポーランドの雇用法の基準を超えているとのこと。Pawel Marchewka氏は「何年も素晴らしい仕事をしてくれたチーム全体に感謝したい」と述べています。