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昨年8月に大手投資ファンドとの契約で追加の開発資金を獲得、当初の2パート分割ではなく1つのゲームとしてリリースされることが伝えられていたグロテスクホラーアドベンチャー『Scorn』ですが、デベロッパーのEbb Softwareは最新の進捗状況を報告しました。
報告によれば開発は安定したペースで進んでおり、パート1から満足できなかった部分を再設計するとともに、ゲームの後半部分に取り組んでいるとのこと。進捗状況の報告頻度が少ない点に関しては、映像などを用意する手間がかかってしまうとの理由を挙げ(毎月報告するとなると年間2~4週間の追加の開発時間を要するそうです)、それよりも100%開発に集中した方が良いと伝えています。今後は見栄えの良い素材が用意できたときに合理的な時間枠の中で報告を行うとし、完成が近づくにつれてより実質的な報告が期待できるだろうと述べています。
『Scorn』はPCを対象にSteam配信予定。なお、「詐欺ではないか」とのKickstarterキャンペーンへの批判に対しては「納得できなければ全額返金を提供している」「もし本当に詐欺だったらもっと豪華なキャンペーンを行った」「詐欺なら世界最大のゲームファンドの1つから資金を調達することはできない」と反論しています。