今回プレイするのは、スクウェア・エニックスが贈る『チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!』のニンテンドースイッチ版です。
本作は、2007年に発売されたダンジョンRPG『チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮』のリメイク作品です。オリジナル版に新ジョブやバディシステムをはじめとした新要素が追加されています。
同ジャンルでは『トルネコ』や『風来のシレン』等が有名なのですが……今回もシリーズ初プレイです。

チョコボが主役のシリーズは結構プレイしていたのですが、このシリーズだけスルーしていました。それどころかこのジャンルのゲームをプレイするのも初です。ぬるゲーマーのため「やられると序盤の状態に戻る」というシステムに馴染めなかったので……。
本作はやられてもアイテムや所持金はロストするものの、また最初から……という事はないので、ぬるゲーマーの僕でも安心してプレイ出来そうです!
おじさん不思議なダンジョンに初挑戦!

トレジャーハンターのチョコボとシドは、旅の最中に不思議な光に吸い込まれる。そうして辿り着いたのは「時忘れの町」という不思議な場所だった。鐘の音が鳴り響く度に住民たちの記憶が失われていくらしい……。
チョコボは皆の記憶を取り戻す為、不思議なダンジョンへと挑む……。

記憶が少しずつ失われていくというのは相当恐ろしいはずなのだが、町の人達は記憶を失う事に恐怖心がなくなってしまっている。これ結構末期症状じゃないの?

でも僕もあるわ。今何するか瞬時に忘れちゃう事……
年取るって嫌だよね……

住人の頭上に現れた渦の中には、記憶のダンジョンが広がっている。このダンジョンをクリアする事により、その人の失われた記憶が取り戻せるのだ。
いざダンジョンへ突入!

ダンジョン内では、プレイヤーキャラクターのチョコボが一歩進むと敵モンスターも一歩進む、ターン制のようなシステムになっている。
プレイヤーの障害となるのは敵だけではない。ダンジョンには罠が仕掛けられているのだ。罠には見えるものもあれば、見えないものもある。踏むと眠らされる罠や敵を呼ぶ罠など種類も様々だ。

見えている罠は踏まずに避ければいいだけだが……

初見のものはとりあえず踏みたくなるのだ。もしかしたら良い効果を発揮するサービス的な事があるかもしれないし……

やっぱり毒罠でした!(良い効果の罠もあるよ!)
新要素&追加要素!

本作にはジョブシステムが存在し、そのジョブに対応したアビリティが習得出来るのだ。ジョブレベルが上がるとさらに強力なアビリティも習得可能になる。

例えばナイトと黒魔道士のジョブでは覚えるアビリティもガラリと変わるので、変化に富んだバトルが楽しめるのだ。
さらに、オリジナル版には無かった新ジョブが追加されている。攻撃や支援のアビリティーが使えるオールラウンダーの「アルファ」、回復アビリティに長けた「魔獣使い」、罠を仕掛けるといったトリッキーなアビリティーが使える「機工師」などだ。
使い心地は実際にプレイして確かめてくれ!

他にもバディシステムが新たに追加されている。敵を倒して得られるBPを貯めると、敵をバディとして一緒に冒険出来るようになるのだ。

BPはモンスターの系統ごとに加算されるので、バディにしたい目当てのモンスターが居るなら、その系統の敵を倒しまくればバディとして連れていけるようになる。

つまり……こういう事だよね……(中二)
雑魚モンスターだけではなく、ダンジョンボスもバディにできる。入る度に姿を変える不思議なダンジョン……そこにボスが一緒に居てくれたらどんなに心強いだろうか。
同じダンジョンを周回し、ボスを何度も倒してバディをゲットせよ!

ボスからしたら「あいつまた来たよ!」って感じだろう。
住民の記憶を取り戻せ!

本作には、ストーリーの進行には関わらないサブクエスト的なダンジョンもある。このダンジョンをクリアして住民の記憶を取り戻すと、商店が利用可能になったり、釣りを楽しめるようになるのだ。

住民の頭のモヤモヤへ突撃!

ダンジョンごとに「縦一直線の通路で敵を倒す」ものや「フロアの敵を全滅させる」などのミッションがある。禁止事項が設定されているなど、いつものダンジョンとは違って歯ごたえがあるぞ!
そしてダンジョンの最奥で住民の記憶を拾い上げると……

光りに包まれながら記憶を取り戻すおっさん。

おばちゃんも記憶を取り戻すと光に包まれる。

光りに包まれる一般人のおじさん・おばさんというのは、見ていてちょっと面白いな……

負けじと僕も発光!
初の不思議のダンジョン系でしたが、やられると序盤の状態に戻らないので、僕のようなぬるゲーマーでも楽しくプレイ出来ました。それでもアイテムやお金はロストするので程よい緊張感があります。ちょくちょく挟まれるロードがちょっとテンポを崩していたのはもったいなく感じました。
新要素であるバディシステムはCPUが自動で操作してくれますが、2人プレイにも対応しています。大原君(最近無職になった友達)がうちに来てくれたら一緒に遊ぼうと思います!
『チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!』はPlayStation 4/ニンテンドースイッチを対象に発売中です。
吉田輝和のプロフィール:19年にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。
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