マザーボードやノートパソコンの分野で世界的に高いシェアを占めている同社。薄型、耐久力、バッテリーの持ちなど総合的に高い評価を得ているノートPCは、ゲーマー向けから法人向けまで多種多様です。本稿では新しく発表されたノートPCをフォトレポートで紹介します。
■ゲーミングノートPC


「ROG」は没入感のあるゲーミング性能と高い耐久性を併せ持つ、パワフルなノートPC。長く使える耐久性と安定した性能に加え、サウンドの良さが特徴です。最新ラインナップでは、よりスタイリッシュなデザイン、セキュリティーの強化、ディスプレイの解像度向上など様々な試みが見られます。


ROGファミリーラインナップ
<Hero Product>

- Mothership GZ700
<ROG>

- Zephyrus S/GX502
- Zephyrus M/GU502GV
- Zephyrus G/GA502DU

- STRIX SCAR3/G531GW(240hz)
- STRIX SCAR3/G731GW(144hz)
- STRIX HERO3/G531GW(240hz)
- STRIX HERO3/G731GU(144hz)

- STRIX G/G531
- STRIX G/G731GT
<TUF Gaming>

- ASUS TUF Gaming/FX505DU
- ASUS TUF Gaming/FX705DU
■タッチパッドとして機能するサブディスプレイが付いたノートPC
会場に集まったメディアを驚かせたのは、従来のメインディスプレイだけでなく、下にタッチパネルとして操作できる大きなサブディスプレイが付いた「ScreePad Plus」の機能を持つ「ZenBook Pro Duo」とその下位モデル「ZenBook Duo」でした。CPUはCore i9、GPUはGeForce Rtx260を搭載し、ゲーミングPCではありませんがゲームプレイに十分なスペックです。

サブディスプレイにタッチすることで、動画や画像、音響ソフトなどの編集をより直感的に行うことができます。
クリエイターやゲーマー、プログラマー、プランナーなどが複数のディスプレイを見て、時には連携させながら操作している人もいる背景から、彼らが求めるディスプレイは何であるかを追求して開発したと言います。
上下のディスプレイは別々の画面を同時に表示できるのが特徴。ディスプレイで地図を見ながら飛行機のチケットを予約したり、サイトの動きを見ながらコーディングしたり、写真などを見ながら同時にブログを書いたり、ディスプレイで戦闘画面を表示させつつ、アイテム画面を確認したりと、またはゲーム配信でサブディスプレイに自身の顔や視聴者のコメントを表示させたり、様々な作業がスムーズになるかと思います。




その他にも、ノートPCのタッチパッド部分がサブスクリーンとしても機能する「ScreePad」搭載の「ZenBook」のバージョンアップモデル、従来の「VivoBook」に「ScreePad」を追加した最新機種が発表されました。
タッチパネル付の「ZenBook」のスクリーンパッドはスマートフォンのような操作性を追求したそうで、ディスプレイで作業をしながら、スクリーンパッドでSNSやメールなどの通知を固定することで作業に集中しやすくなることが予想されます。

ラインナップ

- ZenBook Pro Duo/UX581
- ZenBook Duo UX481

- ZenBook13/UX334
- ZenBook14/UX434
- ZenBook15/UX534

- VivoBookS 14/S431
- VivoBookS 14/S432
- VivoBookS 15/S531
- VivoBookS 15/S532
- ProArt StudiobookW700/W700
■法人向けPC

「ZenBook」シリーズから、法人向けにExpertモデルのノートPCとデスクトップPCが発表。あらゆる耐久テストを実施して突き詰めた高い耐久力、薄型でありながら10~16時間(型番ごとに異なる)というバッテリーの持ちの長さ、セキュリティー対策、24時間のカスタマーサービスを始めとしたサポートなど、至れり尽くせりとなっています。
また、デスクトップPC版のケージは高温対策が施されており、従来よりも33%も熱量をカットすることに成功しています。


ラインナップ
- ExpertBook B9440/B9440
- ExpertBook P5440/P5440
- ExpertBook P3450/P3450
- ExpertBook P1440/P1440
- ExpertPC MD
- ExpertPC MA
取材協力:ASUS
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