Behaviour Interactiveは、非対称ホラーサバイバル『Dead by Daylight』4年目の展望を紹介する動画やロードマップを公開しました。
先日には新キラーやニンテンドースイッチ版が発表された『Dead by Daylight』ですが、今回の動画では、開発チームが4年目のロードマップについて詳しく解説。
Year 4に向けた新情報
新コンテンツ
- 新チャプターを3か月毎にリリース
- 新ストーリー・新キャラクター・新ゲームメカニクスも導入
- 新規マップ2種追加と、既存のマップ2種のリニューアル(ゲームバランス面・ビジュアル面)を実施
- キラー「フレディ」の能力の見直し
- クエストシステムで解放されていく、物語要素の追加
モバイル版
- ニンテンドースイッチ版の後にモバイル版を配信予定
- ※モバイル版対応機種・配信時期未定
ゲームプレイの改善
- マッチメイキングのアルゴリズムの改良
- デディケートサーバーの導入
- ゲームの最適化
- クラッシュ等の不具合の修正
- フレームレートの向上
- サーバー接続品質の向上
- 他プレイヤーが接続解除した際の挙動改善
フレディ(ナイトメア)のリワーク
フレディに入るものは、能力を調整する「アップデート」ではなく、完全に変える「リワーク」。プレイする側は生存者を攻撃するために7秒待たなければならず、対峙する側は、ドリームワールド内での非常に大きな作業速度の低下効果により時間がかかりすぎるとして、この不満点を改善します。リワーク後の「フレディ」は、マップ上での機動性やチェイス中に使える能力を追加する代わりに、作業速度の低下効果を削除するとのことです。
なお、このリワークの導入時期は次回チャプター間アップデート(2019年7~8月ごろ)を予定しています。
新『ドリームデーモン』について
心は起きていても身体は睡魔に抗えない
フレディの特殊能力であるドリームデーモンの新バージョンは、生存者を眠らせるため狙いを定める必要がなくなります。その代わり…
◆現実世界:起きている生存者とマイクロスリープ
起きている生存者は、フレディの脅威範囲内で心音が聞こえるが姿が見えない。(心身ともに起きている)フレディが一定距離まで近づくと、フレディの姿が見えたり見えなかったりするようになる。(脳が自分の意思に反して眠り始める=マイクロスリープ)フレディが更に近づくと、フレディの姿が常に見えるようになる。(脳が完全に眠る=フレディが干渉可能になる)
つまり、新フレディは生存者に見つかりやすい代わりに、常に生存者を攻撃可能となる。生存者に近づくとマイクロスリープ効果により生存者(の脳だけ)が自動かつ即座に眠るため。
◆夢の世界:ドリームワールド
マイクロスリープとは別に、マッチ中の生存者は常に睡魔に襲われ、少しずつ眠りに落ちていく。60秒経過すると心身ともに眠りに落ち、ドリームワールドに落ちる。ドリームワールド内の生存者はフレディの姿が常に見えるようになるものの、フレディの脅威範囲内では心音の代わりに子守歌が聞こえるようになる。心音よりも距離感を把握しづらいため、至近距離でフレディの位置を捉えづらくなる。
今まで通り発電機・治療のスキルチェックの失敗やまだ起きている仲間に起こしてもらうことで目を覚ますことができる。更に、フック破壊時のスキルチェック失敗やマップ中に設置される「時計」のオブジェクトでも目を覚ますことができる。ドリームワールド内のエフェクトは、プレイヤーの目に優しくなるよう調整予定。夢の世界の新アビリティ
◆第1のアビリティ:ドリームパレット
マップ中、パレットが設置されうるポイントに夢のパレットの罠を設置することができる。眠っている生存者がこのパレットを倒すと爆発し、血の雨が降る。起きている生存者はこのパレットが見えず、影響も受けない。生存者はドリームワールドに落ちる前には存在しなかったパレットをよく覚えておく必要がある。
◆第2のアビリティ:ドリームスネア
地面に設置することができる罠。罠は設置2秒後に起動する。起動した罠の上を眠っている生存者が通過すると、一定時間移動速度が低下する。罠が視覚的にどう見えるようにするかは検討中。起きている生存者はこの罠が見えず、影響も受けない。
※ドリームパレットとドリームスネアは、両方を基本能力で実装するかどうか検討中です。片方はアドオンとなるかもしれません。
◆第3のアビリティ:発電機テレポート
フレディが発電機に狙いを定め5秒間チャージすると、その発電機のそばにテレポートする。フレディが能力をチャージ中、その発電機からは血が噴き出し、フレディの幻覚が見える。そのため、修理中の生存者は逃げることもできる。チャージ中にキャンセルすることで生存者をビビらせたり、チェイス中の先回りに使用することも可能。
「Ghost Face(ゴーストフェイス)」
「ゴーストフェイス」ことジェド・オルセンは、昼は小さな町の犯罪記者として、夜はマスクをつけることで「ゴーストフェイス」として活動する連続殺人鬼。自らの犯罪を自らが取材するという矛盾のなか、警察の手が伸びそうになったジェドは町を去ったものの、次に彼がたどり着いたのは、エンティティの世界でした。
同キラーの配信日は、PTB(PC)版が日本時間6月5日、全プラットフォーム向けの本実装が日本時間6月19日を予定しています。
特殊能力『闇の包容』
・闇の包容を発動すると、脅威範囲がゼロになる。その間でも移動速度は4.6m/秒(トラッパー級)で動くことができる。赤い光も出さなくなる。
・ゴーストフェイスはしゃがむことができ、より生存者に見つかりづらくなる。また物陰から覗き込むことができる。
・闇の包容を発動中は生存者を凝視することができる。4秒間生存者を凝視すると、その生存者個人に対し20秒間の無防備状態を与える。凝視と無防備状態は生存者1人1人で独立している。
・ゴーストフェイスが闇の包容を発動中、生存者が32m以内の距離からゴーストフェイスを1秒以上視界に捉えると、闇の包容は解除される。ゴーストフェイスは生存者の視界に入らないよう、生存者の位置を把握しておく必要がある。固有パーク1「地獄耳」
・脅威範囲外で騒音通知を出した(素早い窓枠飛び越えやロッカーからの飛び出しなど)生存者のオーラが6秒間表示される。
・クールタイムあり。固有パーク2「戦慄」
・瀕死となった生存者を持ち上げるか、作業中の生存者を捕獲して持ち上げると、その瞬間に他の生存者によって修理中ではない発電機をエンティティが16秒間封印する。
・戦慄が発動した発電機はオーラが白くなり判別できる。生存者の位置を特定するのに便利。
・クールタイムあり。固有パーク3「隠密の追跡」
・1人の生存者に執着する。(オブセッションパーク)
・オブセッション状態の生存者をフックに吊るすとトークンを獲得する。(最大2/3/4個)
・生存者を追跡中、脅威範囲が1トークンにつき4メートル減少する。
・オブセッション状態の生存者をフックから救助した生存者は、オブセッション状態になる。(オブセッション交代)
なお、フレディのリワークとゴーストフェイスの性能は、実装前に変更される可能性があることに留意です。