「Steam グランプリ サマーセール」はユーザーがチームに分かれてレースを行い、毎日の順位と、最終的な総合順位の上位3チームに所属するランダムなユーザーに、ゲームが贈られるというものです。
このルールに関してValveは「今回のイベントは、様々な数字とルールを使った非常に複雑なものであり、もう少しわかりやすくすべきだったと反省しています。 今回のイベントによって混乱が引き起こされたこと、壊れたメカニクスのためにイベントのバランスが欠けてしまったことについてお詫びいたします。」とコメントしています。
イベントについてはユーザーからのフィードバックに基づいて以下のアップデートを実施したとのことです。
- プレイ方法をわかりやすくするため、ドライバーダッシュとマニュアルを改善。
- 最初の2日間のレースで、チームコーギーの短い足での逃げ切りにつながった雪だるま効果を軽減するために、バックエンドを変更。
- 異なるチームサイズに対応し、ボード全体でのバランスを調整するために一部のコードを変更。
- ドライバーが受け取れるブーストに「ブースト奪取」と呼ばれる新しいランダムドロップを追加。 別のチームが大きくリードしている場合、この攻撃を使って自分のチームのためにブーストを奪取して、差を縮めることが可能。
また、上位チームのランダムなユーザーに選ばれた際にウィッシュリスト内から贈られるゲームについて、ウィッシュリスト内のトップに設定されているゲームが贈られる旨も告知されています。このためにウィッシュリストからゲームを削除しておく必要は無いとのことです。
なお、Valveは今回の混乱のお詫びとして、1日目をアクティブにした全員の獲得できる最大ポイントを1000ポイントまで増やし、2日目をアクティブにした全員の最大ポイントも別の1000ポイントまで増やす予定です。両日ともにアクティブにした場合は、2000ポイント獲得できることになります。
これにより、ゲーム内のクエストや実績を完了することによって獲得できる最大ポイント数が増加し、チームブースト後にピットストップでトークンとして使用できるポイントが増えます。このお詫び対応については3日目の「魔の山」のレース中にロールアウトされる予定とのことです。