Steam中国版続報!正式名称「蒸気平台」、ローンチタイトルなど発表―独占戦略は取らず | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

Steam中国版続報!正式名称「蒸気平台」、ローンチタイトルなど発表―独占戦略は取らず

ValveとPerfect Worldは、ゲーム配信プラットフォームSteamの中国版展開について続報を発表しました。

ニュース ゲーム業界
Steam中国版続報!正式名称「蒸気平台」、ローンチタイトルなど発表―独占戦略は取らず
  • Steam中国版続報!正式名称「蒸気平台」、ローンチタイトルなど発表―独占戦略は取らず
  • Steam中国版続報!正式名称「蒸気平台」、ローンチタイトルなど発表―独占戦略は取らず
ValveとPerfect Worldは、ゲーム配信プラットフォームSteamの中国版展開について続報を発表しました。

発表内容を報じるPC GamerEurogamerによれば、発表された内容は正式名称やローンチタイトルなど。Steam中国版の正式名称は、“Steam Platform”を意味する「蒸気平台」となります。EurogamerではValveのビジネスデベロップメントチームのDJ Powers氏にインタビューを行い、さらなる詳細を明らかにしています。

それによれば、「蒸気平台」は中国のゲーマーだけを対象とし、完全に既存のSteamとは別サービスとして、ローカルで高速なサーバー、すべてローカライズ済みのコンテンツなどで中国のユーザーがより良い体験をできるようにするというもの。長期的にはコミュニティやフォーラムなども実装されるとしています。なお、登場するタイトルについては中国の基準に対応するためにもより細かいキュレーションが行われ、よりキュレートされたストアの市場の反応を見ていきたいとしました。

また、(中国市場では挑戦者の立場でもある)同プラットフォームでの専売戦略の可能性についてはこれを否定。「ゲームは、可能な限り多くの場所で利用できるのが良いことである」と立場を見せました。加えて、既存のSteamのライブラリなどがこの中国版の登場に合わせ変更されることはないとしています。

現在のSteamでも、記事執筆時点でコミュニティ機能や「成人向け」ゲームなど、一部を除けば中国からのアクセスが可能なほか、VPNの利用などの方法で、それらのコンテンツを含めて多数の中国ユーザーが利用しています。Valve自体は変更を行う予定はないとしていますが、中国政府がより強力なアクセス規制を行う可能性を含めて注目が集まります。

「蒸気平台」の詳細なローンチ記事などについては正式に明らかにされていませんが、PC Gamerが報じるローンチタイトルは下記になります。

三国志14
Euro Truck Simulator 2
Overcooked 2
Dead Cell
Two Point Hospital
Subnautica
Unruly Heroes
Scrap Mechanic
Raft
One Shot
Dragon Cliff
Conqueror's Blade: Frontier
ABZU
Luna The Shadow Dust
Risk of Rain 2
Touhou Luna Nights
DYING: Reborn
Descenders
Faith of Danschant
Hidden Dragon: Legend
Monkey King: Hero iIs Back
ICEY
GuJian
Home Behind
Bright Memory
Mobile Empire
永遠消失の幻想郷
The Scroll Of Taiwu
OPUS: Rocket of Whispers
Chinese Parents
eSports Legend

Basketball Plan
不当英雄ROGUELIKE HERO
RPGツクールMV
コミPo!
Wallpaper Engine
FTL
DOTA 2
DOTA Underlords

『三国志14』『Touhou Luna Nights』など数少ないながらも国産タイトルも含まれているほか、『RPGツクールMV』や『コミPo!』といったツール類もラインナップされています。
《Arkblade》

関連業界のあちこちにいたりいなかったりしてる人 Arkblade

小さいころからPCゲームを遊び続けて(コンソールもやってるよ!)、あとは運と人の巡りで気がついたら、業界のあちこちにいたりいなかったりという感じの人に。この紹介が書かれた時点では、Game*Sparkに一応の軸足を置きつつも、肩書だけはあちこちで少しづつ増えていったりいかなかったり…。それはそれとしてG*Sが日本一宇宙SFゲームに強いメディアになったりしないかな。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ニュース アクセスランキング

  1. 『モンハンワイルズ』のキャラメイクは「顔テクスチャ」が決め手!あえてデフォルト顔を使って、“美人”のコツを紹介

    『モンハンワイルズ』のキャラメイクは「顔テクスチャ」が決め手!あえてデフォルト顔を使って、“美人”のコツを紹介

  2. 【PC版無料配布開始】魔法が自作できる見下ろしアクションADV『ミストラリアの魔術師』Epic Gamesストアにて

    【PC版無料配布開始】魔法が自作できる見下ろしアクションADV『ミストラリアの魔術師』Epic Gamesストアにて

  3. 「やだ…私のゲームまるまるコピーされて売られてる…!?」海外ゲーム制作者、掲示板で告発

    「やだ…私のゲームまるまるコピーされて売られてる…!?」海外ゲーム制作者、掲示板で告発

  4. 【大喜利】『ゲームキャラが書いた謝罪文にありがちなこと』回答募集中!

  5. ダンジョンRPG『エルミナージュ』家庭用シリーズ第1弾は『エルミナージュ オリジナル』に決定!発売時期は2025年夏、ゲーム画面や詳細は3月下旬に公開へ

  6. 「PS Plus」3月度フリープレイ作品発表!昨年10月発売の『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者』、挑戦的ロボゲー『リレイヤー』など3タイトル

  7. 『ダークアンドダーカーモバイル』タイトル変更の見通し―KRAFTONとIRONMACEの契約終了で

  8. 「90歳になってもゲームを更新していたら面白いと思う」―エリック・バロン氏が『Stardew Valley』の更新はいつまでも続けていたいという考えを明らかに

  9. 元『ブルアカ』スタッフ設立ゲーム開発会社、ネクソンの未公開プロジェクト流出の疑いで韓国警察が捜査開始

  10. 日本舞台のドリフトレースゲーム『Japanese Drift Master』がMAZDAとのライセンス契約を発表!

アクセスランキングをもっと見る

page top