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東京ゲームショウ2019一般公開初日のソニー・インタラクティブエンタテインメントステージでは、小島秀夫監督が直接『DEATH STRANDING』をガイドするイベントが開催されました。
開始30分前にはすでにブースの面積を大きく超えてしまう聴衆が、今や遅しと詰め掛けており、注目度の高さは圧倒的でした。筆者も、あらかじめ早めに準備していたものの、かなり後方の位置から取材することに。
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スタッフの方々が激しく動き回り、会場の導線確保に勤められる中、イベントがスタート。ビジネスデーと同様に早速、小島監督が登場して『DEATH STRANDING』の紹介に入ります。
一般公開初日の主な内容は、作中の「プライベート・ルーム」の解説となりました。ノーマン・リーダスが堂々と映し出され、様々なポーズを見せており、小島監督は終始楽しそうにその様子を解説。
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また、部屋や装備品の細かいカスタマイズにも触れられ、遊び心が次々と飛び出しました。ファッションアイテムも含めると、かなり細かい位置までカラーカスタマイズが可能となっていたので、これにハマりすぎてしまうと中々ストーリーが進行しないなんてことにもなりそうです。
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「僕と二人で一晩中、色んなモーションを作ってました!」と、開発の小話を披露する小島監督の姿からは、本当に楽しんで制作に当たっていることが伝わります。
これまで発表されていた『DEATH STRANDING』の情報のイメージからは、どこかシリアスな印象を受けていたのですが、解説からは「小島監督らしさ」を改めて感じられました。「それってゲームの世界観を壊しかねないんじゃないか?」と驚いてしまうような遊び心がそこかしこに詰め込まれているこの感じこそ、小島流とも言えそうです。
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「ストランド・ゲーム」の気になるシステム的な疑問にも答える形で解説が進行。全世界の人が繋がりを共有するという言葉に、具体的なイメージを掴めない方もいらっしゃるでしょう。筆者もそのうちの一人でしたが、小島監督がこの日に明かした「見つけた設置物は消すこともできる、ただし消えるのはあくまでも自分の画面だけ」という仕様は、かなり明確な仕組みを解説したものではないでしょうか。
前日のビジネスデーでは、一般公開日ほど人がいなかったこともあり、今回の説明がどのように受け止められたのか小島監督にとっても不安だった様子です。しかしながら、熱気あふれるこの日の参加者たちは食い入るように説明に集中していました。激しいアクションや、重大なシーンといった部分の説明ではなかったにも関わらず、終了時には大きな拍手が送られ、濃密な一時間が過ぎて行きました。
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