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ValveとHidden Path Entertainmentが手掛けるチーム対戦FPS『Counter-Strike: Global Offensive』のフランス版に、開封前に中身を透視できる機能「X線スキャナー(X-ray Scanner)」が実装されました。フランス国内のルートボックス規制に抵触しないための施策と見られています。
公開されたリリースノートによれば、アップデート内容は以下の通り。
2019年9月30日のリリースノート
フランスのユーザー向けに「X線スキャナー」を実装
コンテナ(ルートボックス)内のアイテムを、キー購入前に明らかにすることができるようになります。X線スキャナーを再度使用するためには、その明らかになったアイテムを獲得する必要があります。明らかになったアイテムを(不要だからと言って)獲得せずに次のコンテナをスキャンすることはできません。
また、フランスではコンテナをSteamのコミュニティマーケットで購入できなくなりました。ただし売却は可能です。
ベルギーで違法認定されたり、オランダで「子供によるルートボックスへのアクセスと、ルートボックスの中毒性をもたらす要素の削除」が命令されたりするなど、各国でその在り方が問われているルートボックス。今後の国内外の動向にも要注目です。