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圧倒的支配感!旧き支配者としてヒトを滅ぼす2Dアクションストラテジー『Sea Salt』プレイレポ

シンプルな操作でひたすら蹂躙を楽しみました。ゴア表現やドット絵にも注目。

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圧倒的支配感!旧き支配者としてヒトを滅ぼす2Dアクションストラテジー『Sea Salt』プレイレポ
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YCJY Gamesが手掛け、2019年内にDMM GAMESからサービス開始予定の2Dアクションストラテジー『Sea Salt』。今回、Game*Spark/INSIDE編集部では先行プレイの機会をいただきましたので、プレイレポをお届けします。なお、本稿に掲載している画面は全て開発中のものです。実際の仕様とは異なる場合がございます。


本作は、ある神を信仰する街ノヴァウガリットの侵略を描いた2Dアクションストラテジー。プレイヤーは旧き支配者「ダゴン」となって魔物の軍勢を使役し、人間たちを蹂躙していきます。


◆雰囲気を最大限に醸し出すピクセルアート



本作はオープニング含め全編通して2Dドット。日の差す教会から、霧の立ちこめる港、狩人の潜む森まで、丁寧に動きまで描かれています。港では磯の香り、教会では埃っぽさ、燃え盛る炎から立つ煙など匂いまで感じられるようです。プレイヤーの操るモンスターや、敵となる人間もデフォルメされているものの、おぞましさや人間らしさが動きで抑えられており、迫力は十分。肝となるゴア表現にも注目です。人間を殺害した後の血痕や肉片はもちろん、画面に滴る血飛沫の表現にもこだわられており、生々しさを感じられます。


また、ゲームを進めていくことで魔物のカードや使徒、敵の設定を見ることができる「ダゴンの書」が拡充。こだわりの見える本作のバックグラウンド、ロアを知りたい人にはもちろん、本編以外でもじっくりとピクセルアートを楽しむ機会として利用することができます。


◆心ゆくまで“蹂躙”を体感できるゲーム性



ゲームをスタートするとまずプレイできるのがストーリーモード。ステージ形式となっており、1ステージはいくつかの面から構成されています。その場にいる人間を殺し尽くすと次の面に進むことができ、最後にはボスバトル。クリアした後に方角を選択、攻略ルートを決めます。


ステージのはじめに、「使徒」と呼ばれるキャラクターを選択。「使徒」によって、スタート時に使用できる魔物、特殊技能といった性能が異なっています。最初に使用できるのは「アグラ デ ペスカ」。スタート時には「スウォーム」と呼ばれる小型で素早い魔物を25匹引き連れており、のちに召喚できるワームを爆発させることができる、という「使徒」。このほかにも「聖人トリートン」など「使徒」はいますが、「ゴールドを集める」、「特定の魔物で敵を倒す」といった条件でアンロックする形式です。


肝心のゲームプレイはシンプル。WASDでカーソルを移動し、スペースキーで攻撃の指示を出す、この2種類だけです。「アクションストラテジー」というジャンルに疎い筆者でも簡単に覚えることができました。カーソルが1つだけなので、「挟み撃ち」や「多方面作戦」を作るのが難しく、シンプルながら奥深さを感じる設計となっています。

囲んで身動きを封じ、叩くというのが基本戦法。ただし、敵もタダでは死ぬまい、と攻撃を仕掛けてきます。魔物は数が多いだけあって、敵となる市民、聖職者、狩人の耐久力と比べると脆いので注意が必要。「引き際」や「攻める方向」を考慮に入れた動きをしなければなりません。なお、魔物は敵が落とす「ゴールド」を溜めたり、ステージ各所にある祭壇を利用したりすることで召喚が可能です。異なる種類を召喚して戦術を展開することも想定されており、例えば耐久力の高い(攻撃力が低い)近接型の魔物で囲み、攻撃力の高い(耐久力の低い)遠距離型の魔物で攻撃する、といったことも。魔物の組み合わせで自分独自の戦術を編みだす面白さも本作の魅力の1つです。


自軍として使用できる魔物の種類も様々。進行によって新しい魔物をアンロックできますが、序盤だけでもスピードと数が特徴の「スウォーム」、攻撃は鋭いが動きの鈍い「ワーム」、遠距離攻撃を得意とする「カルト信者」といった展開があり、自分の好みにあった戦略を展開できます。単純な攻撃方法のほかにも、「火に強い」、「死ぬと複数の魔物を生成する」という特徴をもった魔物もいるため、面ごとに有効な特徴を探すのも面白いかもしれません。また、魔物は市民など“慣れていない”相手に対しては「恐怖」を植え付けることができ、相手を混乱させ逃げ惑う状態にすることもできます。相手の動きを予測、コントロールしながら蹂躙できるという部分は、まさに「支配者」と言っていいでしょう。もちろん、ステージによってはモブも強力になっていくので、「ストラテジー」としての重厚さも十分にあります。

ステージの最後に待ち受けるボスは耐久力が桁違いに高く、“蹂躙”とはまた違った歯ごたえのある戦いを味わうことができます。相手の攻撃を見極め、それから攻撃するという基本は同じですが、今度はこちらが蹂躙される側。慎重に立ち回る必要があります。倒したボスは複数の触手に捕らわれ身体を引きちぎられるので、そういった意味でも達成感はひとしお。


こうしてステージをクリアしていくことで「アリーナ」のステージが解放されていきます。こちらはウェーブ形式で、1ウェーブごとに魔物を召喚して自軍を拡張しながら生き残りを目指すモード。生成された敵、変化していくステージを確認しながら、それにあわせた戦いを展開していくことも可能。自分の力を試したいという人にも、蹂躙を心ゆくまで楽しみたいという人にもピッタリです。



支配者気分に浸れる『Sea Salt』はPC(DMM GAMES)およびニンテンドースイッチ向けに2019年10月10日リリース予定です。
《杉元悠》
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