2016年8月上旬の秘蔵映像。今の事務所を借る事が出来て、スタッフも若干増えた頃。まだ廊下もキッチンも会議室も執務室もないのでこの絵が撮れた。8月末に控えたマッツのPキャプ用にカメラワークと情報量を決める為のラフプリビズ。英国での撮影時、この映像をマッツに見せて演技の参考にして貰った。 pic.twitter.com/cPJHC2ePsb
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) November 27, 2019
小島秀夫監督は、自身が手掛けた『DEATH STRANDING』のトレイラーの裏側を収めた映像をTwitterにて公開しました。
「秘蔵映像」としてTwitterに公開されたのは、トレイラーの制作用にラフとして撮影されたもの。仮の事務所や諸々の準備がなされていない事務所を活かして撮影されており、初期に公開されたトレイラーの面影が残っています。
明かされたのは、最初に公開されたE3 2016トレイラーのラフプリビズ、マッツ・ミケルセン演じるクリフが登場するTGA 2016トレイラーのラフプリビズ、そしてゲーム内冒頭のシーンにもなっているTGA 2017トレイラーの裏側の様子。画面左下にはトレイラーとして公開された映像もあり、比較しながらみることも可能ですが、あえて過去に公開されたトレイラーを見返してみるのも面白いかもしれません。
これは僕のイメージをハンディカムで再現してフレームに入る情報量を知る為の工程。ストーリーボードは描くが、絵コンテは飛ばして、直撮影を優先。その方が早いし、人の動きとカメラワークが共有出来る。これを元にPキャプでの収録範囲、大道具、小道具を準備。CGも準備して本番のリハと収録に臨む。 pic.twitter.com/M6OvqCamur
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) November 27, 2019
どれも『DEATH STRANDING』の制作過程の一部を知ることができる貴重な資料。ゲーム本編を楽しめる今だからこその感慨深さがあります。
※UPDATE(2019/11/37 18:06):新たに工程の解説がツイートされたので追記いたしました。