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Valveは、ゲーム配信プラットフォーム「Steam」における2019年のアクティブユーザー数や各種の施策とその効果、ならびに新ストアのアイディアを含む2020年の目標についてをコミュニティページに投稿しました。
投稿によれば、2019年におけるSteamの月間アクティブユーザー数はほぼ9,500万人と、1億人の大台に手が届く勢いに。さらに年間を通しての総プレイ時間は200億時間以上という数字を記録したそうです。またサードパーティーのタイトルについては、(全体で見れば)2018年よりもさらに多くの収益を得ており、2019年は最も成功したセールで締めくくることができたとしています。
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投稿では上記以外にも2019年に行われた数々の施策とその効果、例えば「Steamラボ」等によるストアでのゲーム・DLCの発見可能性の向上、荒らしレビューをスコアに計上しないシステムの導入など多数に言及。ライブラリデザインの大規模アップグレード、コミュニティの活性化を狙ったイベント、フレンドチャットの機能向上といった内容やその効果も紹介されています。
また投稿の末尾では2020年に予定されているSteamの施策の一部についても公開されました。主な注目ポイントとしては、ニュースのトップリストから学んだことを反映し、ユーザーがより魅力的で人気のあるコンテンツにたどり着けるよう設計された新しい「ストアページ」の開発に言及されています。
また、『CS:GO』などにて既に運用済みである“Steamアカウントの振る舞い”自体を指標としたマッチメイキングを可能とする技術「Steamトラスト」の全Steamパートナーへの提供も2020年後半を目処に行われる予定とのことです。
他には(SteamSpyなどの第三者統計サイトの制限されたデータからの独自分析に対抗し)Steamゲーム市場に関する公式分析のブログ公開を行う「データディープダイブ」、「Steam PCカフェプログラム」の学校や図書館への対象拡大など多数の改善を今後も行っていくとしました。なお、先日より仕様変更となったゲームのサウンドトラックについても更にサポートが強化される見込みです。
詳細ならびに投稿記事全体についてはこちらのリンクからご確認ください。