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2020年3月12日発売予定の『仁王2』は、2019年11月1日から期間限定でベータ体験版を配信していました。ベータ体験版では広くプレイヤーからの意見を募り、開発者との距離を近づかせている印象の本作です。
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今回は正統派のキャラクリエイトでいきます。プリセットのみ設定できる状態でしたので、スパ君は作れませんでした!!イケメンな雰囲気の人物ではじめましょう。
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ステージは「北の庄城」です。前回の体験版とは異なる場所なので、厳密な比較はできませんが、静かで明るい森から始まった前回よりは激しい戦闘となりそうです。
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ゲームを開始すると、装備や能力が揃った状態となっていました。その詳細はお楽しみとしたいと思います。操作する上では、前作の軽快さは失われておらず、大きな変化は見られないようでした。
焼け落ちた城の中には無残な姿で倒れる人々の姿が。隅の方にはうず高く積み上げられた死体の山まであります。既にベータ体験版で高い完成度を感じさせていましたが、ステージのデザインについては今回のメディア向け体験版も、一層迫力のあるものとして不気味に作られていると感じました。
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拠点を中心にしてステージを進めていると、所々で落とし梯子があります。これを解放すれば、拠点へのショートカットとして解放されるという構成となっていました。実質的に、こまめな面クリア型の攻略と考えてもいいのかもしれません。迷いやすいので、しっかり観察して進んでいきましょう。
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城内の風呂場はなぜか無傷!!こういうケレン味が強いのも『仁王』シリーズの魅力ですね。前作と比較して、登場キャラクターやひとつのカットシーンだけを見ても、明らかに派手さを強化した演出となっています。
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前回のベータ体験版を最後までクリアできなかった筆者としては、その難易度が最も気になる点でした。今回のプレイヤーキャラクターが、装備の整った状態となっているので、単純に比較はできないのですが、敵の攻撃を回避しやすくなった印象があります。
筆者の感覚的な比較の上ですが、敵の攻撃モーションを見て「防御で受けるか、回避するか」をしっかり判断できる余地はより増えたかなと感じました。とはいえ、いわゆる「死にゲー」に分類される作品のひとつですから、当然油断はできません。端的にいえば、遊びやすさがきちんと強化されたと評価して良いと思います。
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ステージを進んでいくと登場したのは前田利家です。なぜ敵対しているのかまでは製品版をお待ちいただくとして、槍の名手とされる相手に苦戦は強いられるはず!!だいたい慣れてきたあたりで心を折ってくるのが、こうしたゲームのセオリーなんです。知ってるんですからね。
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つよっ……!!マジかよ!!一瞬でやられました。威力が高く、かなりリーチもあります。しかしながら、普通の人間らしい動きとも言えるので、前回のように超高速のカマイタチを追わねばならない程の忙しさではありません。これならいけるか!?
前田利家の攻撃はパターンが豊富で、プレイヤーとの距離によっても変化させてきます。例によってダメージが蓄積してくると、更に強力な攻撃も繰り出してきます。心の折り方をよくわかっていますね。
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20回程は倒されましたが……なんとか撃破しました。でも「まあまあ強かったな」と感想を言われ、全然本気出してないみたいな態度を取られてしまいました。遊びだったの……!?
ボスとの戦闘は激しい動作や判断が要求されます。他のソウルライクゲームと比較しても、また独特なものです。スタミナ管理が厳しいという特徴はそのままですが、ボスであっても攻撃をガードするのがひとつの戦略になります。
スタミナが少ない場合は距離を取って、ガードのしすぎによる息切れを防止しなければなりません。しかしそればかりでは攻撃のチャンスを中々つかめず、いつまでも勝てなくなってしまいます。じっくりとモーションを研究し、時には思い切って近寄り、攻撃をガードすることで反撃を狙える……といった胆力も要求されます。
また短い距離を飛び退く緊急回避や、駆け足なども駆使すれば、すべてをガードだけで処理することなく反撃を狙えたり、飛び道具を回避できたりする訳です。スタミナの状況によってこちらの有利不利が高速で入れ替わるので、敵の同じモーションに同じ返しさえすればよいという単純さを、うまく防いでいると感じます。
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前田利家との戦闘に勝利したプレイヤーはそのまま進撃していきます。ステージも高低差のある複雑なものとなり、敵の密度も増してきました。時には一気に駆け抜けてしまう方が、攻略が早くなる場面もあるかもしれません。
更に奥へと進んだプレイヤーの前に立ちはだかるのは……
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なんと半妖と化した柴田勝家でした。巨大化した身体と獰猛に輝く赤い眼は、まともな戦闘を許してくれるはずがありません。これは、前田利家の時のような戦略は通用しそうにありませんね。
しかし、ベータ体験版のフィードバックをしっかりと反映させていったというコーエーテクモさんは「難しすぎてクリアできない」という私の声を当然、聞いてくれていたはずです。しかもこれはメディア体験版です。いい感じにクリアさせてくれるでしょう。
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ダメでした……強すぎる……
今回も時間切れとなってしまいましたのでここまでです(1時間くらいの内容ですと聞いて気楽に編集部に来たんですけど、午前が全部なくなりました)。全てをお伝えできず誠に申し訳ございません。50回くらい死んだ気がします。
『仁王2』は、2020年3月12日発売予定。価格は、通常版が7,800円+税、DL限定『仁王2 Deluxe Edition』が10,800円+税です。