ANIPLEX.EXEは、2020年に配信予定のPCゲーム『ATRI -My Dear Moments-』、『徒花異譚』に関して、主題歌アーティストとそのコメントや、最新イベントCGなどを公開しました。
アニプレックスのノベルゲーム製作を行う新ブランドとして、2019年12月に発足が発表されたANIPLEX.EXE。“ノベルゲームだから、おもしろい”をテーマに掲げ、美少女ゲームを手掛けてきたスタッフと共に魅力ある作品を贈りだすと言う本ブランドの第1弾作品が『ATRI -My Dear Moments-』、『徒花異譚』です。
今回の各種新情報発表に伴い、配信プラットフォームがSteam/DMM GAMESに決定しました。Steamでは商品ページが公開されたほか、公式サイトで作品制作に携わるスタッフからのコメントも掲載中です。
■ANIPLEX.EXE公式サイト
https://aniplex-exe.com
■『ATRI -My Dear Moments-』Steamページ
https://store.steampowered.com/app/1230140/ATRI_My_Dear_Moments/
■『徒花異譚』Steamページ
https://store.steampowered.com/app/1094820/__Adabana_Odd_Tales/
◆『ATRI -My Dear Moments-』
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Frontwing/枕による共同制作となる『ATRI -My Dear Moments-』では、『アトリエ』シリーズなどのコンシューマーゲームや、“MAMI”名義で『キミへ贈る、ソラの花』など多くのPCゲーム主題歌も担当してきた柳麻美さんが歌を、紺野アスタさん(Frontwing)が作詞を、松本文紀さんが作編曲を担当する「光放て!」がオープニングテーマとなります。
■ストーリー
原因不明の海面上昇によって、地表の多くが海に沈んだ近未来。
幼い頃の事故によって片足を失った少年・斑鳩夏生(いかるがなつき)は、都市での暮らしに見切りを付け、海辺の田舎町へと移り住んだ。
身よりのない彼に遺されたのは、海洋地質学者だった祖母の船と潜水艇、そして借金。
夏生は“失った未来”を取り戻すため、謎の借金取り・キャサリンと共に、祖母の遺産が眠るという海底の倉庫を目指して潜る。
そこで見つけたのは、棺のような装置の中で眠る不思議な少女――アトリ。
彼女は、人間と見紛うほどに精巧で感情豊かなロボットだった。海底からサルベージされたアトリは言う。
「マスターが残した最後の命令を果たしたいんです。それまで、わたしが夏生さんの足になります!」
海に沈みゆく穏やかな町で、少年とロボットの少女の、忘れられない夏が始まる――。■柳麻美 プロフィール
ソロのヴォーカリストとして、数々の人気ゲームや映画、アニメの主題歌等を担当。代表作は『アトリエ』シリーズ、『ガラスの仮面ですが』、『進撃の巨人』など。また、”MAMI”名義でPCゲーム主題歌を数多く担当するなど精力的に活動中。力強くもどこか切ない、エモーショナルな歌声が特徴。■コメント
皆様初めまして!柳麻美です。
最初お話を頂いた時、すごくびっくりしたのを覚えています。ANIPLEX.EXE様の記念すべき第1作目のOPという大役を頂き、本当に光栄でした…!
私は普段EDを歌わせて頂く事の方が多いので、OPを歌唱させて頂くという大役と、楽曲の難易度のプレッシャーに何度も押し潰されそうになりました…笑
レコーディングでは製作陣の皆様と一緒に、細かいニュアンス等にもこだわって試行錯誤し、本当に素敵な一曲が完成しました!
爽快感あるキラキラしたサウンド感をお楽しみ頂けたら嬉しいです!
あなたにとって、ATRIが大切な1作品になります様に…■最新イベントCG
◆『徒花異譚』
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ライアーソフト制作となる『徒花異譚』では、『フェアリーテイル・レクイエム』や『紫影のソナーニル』をはじめ多くのゲームソングを歌唱してきたRitaさんが歌/作詞を、内山利彦さん(Blueberry&Yogurt)が作曲を、木村孝明さんが編曲を担当する「徒花夢現」が主題歌となります。
■ストーリー
少女が気づくと、そこはどことも知れない暗い森の中だった。突如として現れた怪物に襲われた彼女は、筆を刀のように操ってものを斬る、謎の少年に救われる。
彼は「黒筆」と名乗り、慣れた声音で少女を「白姫」と呼んだ。しかし少女には、少年の顔にも呼ばれた名にも覚えはない。というのも、彼女の頭からはすべての記憶が失われていたからだ。
黒筆いわく、ここは絵草子の中の世界である「徒花郷(あだばなきょう)」。ありとあらゆる「おはなし」は、夢と同じように、どれほど深く溺れていても、覚めてしまえば何も残らない。故にこの世界は、徒花──咲いても実を結ばない花に喩えて名づけられたのだという。そしてふたりの役目は、ここにあるお伽話の世界を渡り歩き、話の筋に歪みが生まれていないかを見張ることらしい。
操り人形のように頼りない風情の白姫は、言われるがまま、手渡された一冊を開いた。表題は――「花さかじいさん」。虫食いが進み、朽ちる寸前のようなその絵草子が開かれると、紙面から眩い光が放たれ、少年少女はお伽話の世界へと連れ去られていった――。■Rita プロフィール
2002年6月歌手デビュー。
数多くのゲームソングの主題歌・挿入歌を担当。ロック・ポップスからジャズ、民族音楽、古楽、デジタルテイストや電波ソングまでさながら役を演じ分けるかのように様々なジャンルの楽曲を往来する。中低音域の深い独特のハスキーボイスは「一度聴いたら忘れられない声」とも評される。■コメント
皆様こんにちは。ボーカリストのRitaです。
以前から音楽方面のお仕事をさせていただく機会が多かったライアーソフト様が今回アニプレックス様と共同でゲームを制作されることになり、そこでも引き続き楽曲制作でお声がけいただけた時は新しい出会いに感謝でいっぱいでした。
今回は海原望さんの美しい文体と緻密な構成、大石竜子さんの美麗なイラストがあわせ技となって思い切り作品世界に没入できるのではないかと思っています。
和のテイストで、というご依頼でしたので、海原さんにはストーリーの構成や作品の要となるキーワードをいただいて、そこから私なりに想像を膨らませて、少し不思議で意味が捉えにくい朧げなイメージの歌詞に構築しました。アレンジによってとてもメリハリのある楽曲に仕上がりましたので歌も比較的メリハリのある力強い歌唱になり、そのギャップもまた面白いのではないでしょうか。
この作品に多くの方に触れていただき、感想を語り合っていただければと思います。また今後とも面白い作品を生み出していただけますように1ファンとしても願っております。■最新イベントCG
◆「AnimeJapan 2020」ブース出展決定!
3月21日~3月24日に開催される「AnimeJapan 2020」にて、ANIPLEX.EXEブースの単独出展が決定しました。また、アニプレックスブースでは、キャスト登壇の「ANIPLEX.EXE 『ATRI』&『徒花異譚』トークステージ in AJ2020」も予定されています。
■アニプレックスブース公式サイト
https://www.aniplex.co.jp/animejapan/
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