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伝染病シミュレーション『Plague Inc.』が中国のApp Storeから削除され、本作を開発したNdemic Creationsは今回の削除についてサイトでコメントを発表しました。
本作は2012年にリリース後、8年で1億3000万人以上が遊んだ人気作ですが、新型コロナウイルスの拡大に伴い中国で人気が再燃していました。
Ndemic Creationsは今回の削除が中国が直面しているコロナウイルスと関係があるのか不明としながら、自分たちがコロナウイルスを封じ込めるために世界の保健機関と協力し合っていると述べ、中国当局の懸念を理解し、協力して解決策を見出すため連絡を取っていることを明らかにしました。
また、Ndemic CreationsはGame*Sparkでも1月25日に記事にしたように『Plague Inc.』はあくまでもゲームであって、科学的なシミュレーションではないことや、現実世界で起きていることをセンセーショナルに取りあげたいわけではないと同社のウェブサイトでコメントしています。他にも同社は2015年にエボラ出血熱が流行した時には寄付を募るなど一貫して感染症や健康問題に取り組んでいます。
『Plague Inc.』の配信は中国以外ではこれまで通りに行われています。