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突然ですが、みなさんは社会とうまく折り合っていますか?Game*Sparkを閲覧し、新しいゲームの情報を得ることが日課となっているハードコアゲーマーにとって、社会生活はなかなか難しいものです。ゲーマーたるもの、ヒマがあったら基本的にはゲームを遊んでいたいわけですからね! 特に社会生活初心者の新入社員にとって、労働とゲームの区切りを見つけるのはなかなか難しいことです。
……と、書いているうちにどんどん不安になってきました。僕は、みなさんがうまいこと社会と付き合いながらゲームを遊べているのか、本当に心配でなりません。これはなんとかしなくてはいけない大問題です。
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そんな問題を一気に解決するのがゲーミングノートPC。今回紹介するのは「ideapad L340 ゲーミング」です。NVIDIA GeForce GTX 1050/1650を搭載し、ゲーミングには充分なパワーを有しながらも、オフィスに馴染むシックな黒いボディ。もちろん、ビジネスシーンでも多く使われるLenovoの製品ですから、仕事をするのにもぴったりなスペックなのです。社会生活を送りながらうまいことゲームを遊ぶにはピッタリのモデルと言えます。
ここだけの話、うまくいけば仕事しながらゲームだってできちゃうかもしれません。え、仕事しながらゲームを?――と、いうことで今回はこの「ideapad L340 ゲーミング」を用いた新しいライフスタイル、名付けて「ゲーミング社会生活」をGame*Sparkから提案させていただこうと思います!
◆会議しながらもゲームを遊ぶ
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会議と言えば社会人、社会人と言えば会議。社会人が取りうる行動の択としてもっとも典型的なものが「会議」です。会議なくして社会人を語ることはできず、我々ゲーマーにとっても会議というものとどのように向き合えばいいのかは、永遠の課題でした。しかし「ideapad L340 ゲーミング」さえあれば、そんな課題はいとも簡単に解決します。
また、オフィスワークの鉄板「Microsoft Office Home & Business 2019」を標準搭載したモデルもあるので、写真のようなビジネスシーンでも充分に活躍してくれるでしょう。「W(Microsoft Word)」や「E(Excel)」の文字アイコンがスタートメニューに並んでいれば、そこに「L」だの「D」だのの「B」のロゴが増えたところできっと違和感はないはず。ちなみに順に『リーグ・オブ・レジェンド』『Diablo III』『Bully: Scholarship Edition』のことを指しています。
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しかし、視点を変えてみると……なんと『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE(以下SEKIRO)』をプレイしているではありませんか! 「ideapad L340 ゲーミング」を使えば、会議中であっても怪しまれることなく2019年のゲーム・オブ・ザ・イヤーをおさらいすることができるのです。
ストレージは1TB HDDで、持っているAAAゲームを全部インストールまでしなければ不足ありません。Optaneメモリーのおかげでゲームの起動も軽快ですし、「やべぇ、上司来たぞ!」と思ってゲームを一旦終了させてもすぐに再開できます。授業中にマンガを読んだりスマホをいじったりする高校生ばりのスピーディーな対応を実現できるでしょう。
とはいえ『SEKIRO』のようなものをプレイする場合、仕事中にコントローラーを使うわけにはいかないので、慣れないうちは難易度が跳ね上がります。しかし難しそうな表情をしていればきっと「仕事を頑張っているな」と思ってもらえるので、そのあたりはきっと大丈夫です!
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もちろん、動きの激しいゲームだと心配という方もおられるでしょう。僕のように“ゲーミング社会生活が板についている猛者”ではない方……つまり一般的な社会人には、操作時間に余裕があるターン制のゲームがオススメです。たとえばDCG(デジタルカードゲーム)ならばどうでしょうか? オープンベータテスト実施中の『レジェンド・オブ・ルーンテラ』をプレイして、最新ゲームの動向に気を張りながらも働くことができます。
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今回は分かりやすくフルスクリーンで遊んでみましたが、ウインドウモードにしていつでも隠せるようにしておけば、バレようがありません。CPUはIntel Core i7-9750Hプロセッサー/Intel Core i5-9300Hプロセッサーを搭載。このCPUであればマルチタスクも余裕ですから「仕事をするフリをしながらYouTubeで攻略動画を再生し、ゲームを進める」というような聖徳太子スタイルにも対応しています。
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アクションゲームと違い、ターン制のゲームであればマウスから手を離しても大丈夫なタイミングも多いので、このようにシームレスに会議とゲームを行き来できます。上司もすっかり僕のプレゼンテーションに骨抜きです。僕は『レジェンド・オブ・ルーンテラ』のデイリークエストを消化中だというのに! これは痛快ですね。
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ん!?ちょっとゲーム画面を見すぎたのか怪しまれている気がしなくもないですが、まあ大丈夫でしょう。先ほど述べた通りこれは「バレようがない」のですから。それに、対人戦のゲームでは「相手が嫌がることをやる」のが戦法として大事ですよね。なのでちょっと上司が嫌がったとしても、そのマインドを社会生活でも貫き通していきましょう。きっと大丈夫だから。
◆働きながらもゲームを遊ぶ
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上司との至近距離でのガチンコファイトを乗り切ったゲーミング社会人にとって、デスクワークは赤子の手をひねるようなものです。先ほどよりもバレやすい要素が少ないわけですし、「ideapad L340 ゲーミング」のスペックがあればオフィスワークのバックグラウンドでゲームを起動しておくことは余裕のよっちゃんです。完全に勝ち確と言えるでしょう。
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このように仕事上の電話を処理しながらも、「ideapad L340 ゲーミング」の中では着々とマッチメイキングが進んでいます。先ほどの『レジェンド・オブ・ルーンテラ』と同じく『リーグ・オブ・レジェンド』バースから、『チームファイト タクティクス(TFT)』を遊んでいきます。『チームファイト タクティクス』も放置の多いゲームですから、労働との相性はバッチリです。
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Game*Spark編集部を使っているということもあって、このようにゲームを遊んでいることの違和感はまったくありません。マジで仕事としてゲームをしている人もいるので、PCを使ってるというだけでよっぽど働いているように見えますね。ゲーミングPCの本体としてはかなりシックなデザインなため、ゲームとは無関係の企業であっても「ideapad L340 ゲーミング」であれば働いているように見えるはずです……!
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皆が働くオフィスで、僕だけがゲームをしている。真実を知るのは僕自身と、このスパくんの人形だけ。彼はその瞳で一部始終すべてを目撃していますが、人形の身で何ができようというのか。
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ん!?なんかバレかかってる感じがしますね! 上司が何かを察した表情でこちらを見ています。社会ではこの手のアクシデントが一番危険です。しかし大丈夫、こういうときに使える必殺技を伝授しましょう。
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まずは基本の形、Alt+Tabです。素早くこのコマンドを入力することによってゲーム画面をバックグラウンドに追いやり、仕事用に立ち上げているソフトウェアを前面に出すことができます。
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このようにメールを見ているウィンドウの裏側にうまいこと『TFT』を隠せました。Alt+Tabをすぐに出せるようコマンド練習しておくことによって、バレそうになったときも安心というわけです。
オフィスでゲームを遊ぶときは「Alt+Tabが第2のホームポジション」であることを覚えておきましょう。「いかにもビジネスユースっぽい見た目」「仕事とゲームをいつでも行き来できる」の2つを抑えたこのマシンであれば、例え着ている服や使っている外付けSSDにゲームロゴがデカデカと書いてあっても、きっと問題ありません。むしろこれで背広なんか着てしまった日には、何人の非ゲーマーを欺くことになるのか想像できないくらいです。
普通の上司であれば「Alt+Tab」で充分ですが、警戒レベルが溜まっているとそうはいかないときもあります。「右下になんか出とるが」と言われてしまうからです。
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そういう猜疑心の強い上司(イヤな上司ですね)への最終手段としては、Alt+F4が使えます。このコマンドを入力すると、ゲームのクライアントをただちに終了させることができるのです。オンライン対戦ゲームの途中抜けは良くないことなので今回は使いませんでしたが、シングルプレイであれば素晴らしい逃げ道になってくれるでしょう。
それにAlt+F4は技の出始めに無敵判定がついているので、画面を見られた場合も「オイッ、右下になんか出ているんだが?」などというカウンターをもらわずに済みます。それに、ゲーミング社会人の上司であれば忍耐が求められて当然ですよね。万が一ゲームのせいで作業が遅れても、「今日はちょっとラグくて……」「キーの反応が遅くて……」などと言い訳をして逃れましょう。むしろハードコアゲーマーのような獣を会社に入れた時点で、上司側から理解を示していくべきですからね!
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アッ……。
その……いや……これは違うんです……。これはまったく新しいAIの研究っていうか……。人間がどのように動くかというマーケティング戦略のためのシミュレーションでありまして……その……タクティクスなんです。チームファイトじゃないですか。我々社会人ってチームファイトじゃないですか! 社員が一丸となってやっていくっていう……その戦術……つまりタクティクスを練るのにはこういうサンプルが必要かとも思いまして……はい……すみませんでした……。みなさんも、いくら「ideapad L340 ゲーミング」が仕事で使えそうな外見をしているからって仕事中にゲームをするのはやめとけ!
◆仕事は遊びではない
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最後に真面目なインプレッションを述べていきますと、「ideapad L340 ゲーミング」はこのスペック、かつこの価格帯のゲーミングノートPCとしてはかなり薄型だと感じました。最も安いモデルであれば114,800円(税別)という価格設定。ちなみに、今回使用したモデルのディスプレイは17.3インチ/フルHD(IPS)です。キーレスポンスも良好ですが、本体重量は2.78kgと非常に軽めでした。また、15.6インチフルHD(TN)モデルもラインナップとして揃えられていて、こちらは2.19kgと更に軽量です。
仕事中にゲームをするかどうかはともかくとして……モビリティは高いですし、ゲーミングエディションとは言えド派手なイルミネーションはありません。キーボードなどにブルーのアクセントカラーが配されていますが、ビジネスユースにもゲーミングにも活躍できるでしょう。
最近のノートPCなら標準搭載という印象もありますが、USB Type-C端子があるところは嬉しいですね。また、この「ideapad L340 ゲーミング」は右利きの有線マウスユーザーが多いことを前提としたデザインで、敢えて右側面にUSB差込口を配置していません。マウスやヘッドセットなどゲーミングギアを使いまくりたい方にとって、ケーブルが干渉して邪魔にならない設計となっています。
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ディスプレイは真ん中にでかいヒンジががひとつ付いている形式で、安心感があります。小綺麗にまとめると、プロダクトとしての完成度が高いような印象です。移動が多く、重くて大きいノートパソコンは持ち歩きたくないが、出先である程度ゲームもやりたい。しかしハイエンドモデルは買えない……という人にはうってつけのモデルだと思います。っていうかまさに僕がそうなので、僕が欲しいです。
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と、いうことで価格帯と性能、実際の使用感のバランスがよい「ideapad L340 ゲーミング」はたしかにゲーマー社会人にうってつけのモデルだということが判明しました。みなさんも仕事中のゲームはほどほどに、うまいこと社会生活と向き合っていきましょう!
Lenovoは2020年5月6日まで「春のPCご購入応援フェア」を実施中。本稿で紹介した「ideapad L340 ゲーミング」はもちろん、ウルトラスリムノートPC「Yoga」シリーズやデスクトップPC「IdeaCentre」のゲーミングエディションなどが最大7,700円引きの価格で購入できます。
■Lenovo ideapad L340 ゲーミング
OS:Windows 10 Home 64bit(日本語版)
プロセッサー:Intel Core i7-9750H プロセッサー / Intel Core i5-9300H プロセッサー
グラフィックス:NVIDIA GeForce GTX 1650 / NVIDIA GeForce GTX 1050
メモリー:16GB / 8GB
ストレージ:1TB HDD+インテル Optaneメモリー
ディスプレイ:フルHD IPS液晶(17.3インチモデル) / フルHD TN液晶(15.6インチモデル)
インターフェース:USB 3.0 Type-C×1、USB 3.0×2、コンボジャック、HDMI、RJ-45
バッテリー駆動時間:最大約7.6時間(17.3インチモデル) / 最大約9.1時間~(15.6インチモデル)
本体寸法:約413x284.7x25.3mm(17.3インチモデル)/約363×254.6×23.9mm(15.6インチモデル)
本体質量:約2.78kg(17.3インチモデル) / 約2.19kg(15.6インチモデル)
販売価格:114,800円(税別)より
製品情報サイト:17.3インチモデル / 15.6インチモデル / 公式サイト
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