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世界最大のビデオゲーム販売店である「GameStop」は、ニンテンドー・オブ・アメリカで社長兼COOを務めていた「レジー」ことレジナルド・フィサメイ氏を取締役会の役員として加えると発表しました。
これは同社の公式リリースで発表されたもので、フィサメイ氏は2020年4月20日から取締役会に参加する役員として任命されます。また同時に、世界最大のスーパーマーケットチェーン「ウォルマート」の元CEOであるWilliam“Bill”Simon氏、アメリカとカナダで大きく展開しているペットショップチェーン「ペットスマート」のCEOであるJames“J.K.”Symancyk氏も役員として加わることが発表されています。
「レジー」ことフィサメイ氏は2006年からニンテンドー・オブ・アメリカのCOOを務め、ニンテンドーダイレクトでのユニークな話し方などで、日本国内でもおなじみの「顔」として活躍。2019年4月に同社を退職していました。今回の発表を受けてフィサメイ氏は、自身のTwitterで「ゲーム業界には活気が必要」であるとの発言をしています。
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The gaming industry needs a healthy and vibrant @GameStop. I look forward to being a part of @GameStopCorp Board and helping to make this happen. https://t.co/pYWFGZ9XKj
— Reggie Fils-Aime (@Reggie) March 9, 2020
なお、現在GameStopはダウンロード販売などの影響を受けて大幅に売上を落としており、アメリカ国内では店舗の閉店が相次ぐなどの厳しい状態が続いています。