90年代のアドベンチャーゲームを代表する作品のひとつ『Myst』のテレビドラマ版に映画「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」の共同脚本を務めたAshley Edward Miller氏が起用されたことを海外メディアDeadlineが報じました。
『MYST』は1993年にMac版が発売され、その後PCや3DO、PS、SSなど多くの機種に移植された、アメリカのデベロッパーCyan開発によるパズル要素が散りばめられたアドベンチャーゲームです。2002年にEAの『The Sims(シムピープル)』が売り上げを超えるまでは、アメリカにおいてPCで最も多く販売された作品でした。
ゲームの発売から20余年を経た、2014年にLegendary Entertainmentが映像化権を取得し、動画配信サービスの米Huluにより公開されることが報じられたものの、これが実現せず、2019年6月に今度はVillage Roadshow Entertainmentが映像化権を取得。ゲームの開発元Cyanの設立者Rand Miller氏とRobyn Miller氏が製作に参加することが伝えられていました。
新たに製作されるテレビドラマ版の脚本に起用されたAshley Edward Miller氏は、過去には2011年の映画「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」「マイティ・ソー」の脚本、2008年のテレビドラマ「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」の脚本と共同プロデュースなどを担当していました。今回のテレビドラマ版「Myst」でパイロット版の脚本執筆にとりかかるとのことです。
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