Epic Gamesは5月13日、同社の開発する最新のゲームエンジン「Unreal Engine 5」を、次世代機PlayStation 5上で動作する同エンジンを用いたリアルタイムデモ映像と共に初公開しました。
これまでにない細かい表現やインタラクティブ性を実現し、生産性の高いツールやコンテンツライブラリにより開発規模の大小を問わずに機能の利用ができるとされています。
公開された動画では、次世代機PlayStation 5で実際に作動するリアルタイムデモ「Lumen in the Land of Nanite」を収録。仮想化マイクロポリゴンジオメトリの Naniteにより、数十億ポリゴンの映画品質のソースアートであっても直接インポート可能で、ポリカウントを気にせず作成できる特徴や、Lumenによる完全に動的なグローバルイルミネーションなどの表現が紹介されています。
また5月14日より、「Unreal Engine」のライセンス条項が改訂。2020年1月分より、これまでの同エンジンを無料でダウンロードしてゲーム開発を開始できることに加え、粗収入が100万ドルを達成するまでロイヤリティが免除となるとのことです。詳しくは公式サイトをご確認ください。
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加えてオンラインサービスの全ての機能が1つのSDKに集約された、Epic Online Servisesが新たにiOS/Androidをサポートし、全てのデベロッパーに無料で開放されることも発表されました。詳細はこちらの公式サイトで確認できます。
※UPDATE(2020年5月14日2時30分):2つ目のハイライト動画を日本語版に差し替えました。