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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。
今回はCode Wakers、Armor Games Studiosより2020年5月12日にニンテンドースイッチ、5月13日にPC向けにSteamでリリースされた『Jet Lancer』について生の内容をお届けしたいと思います。
『Jet Lancer』とは
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『Jet Lancer』は遠い未来を舞台に高速ドッグファイトを繰り広げる2D全方位シューティングです。戦闘機同士の空中戦の他、ボス戦では巨大ロボとの戦闘なども。物語を進めることで機体の改造も行うことができ、自分の好みの装備で大空を駆け抜けられます。
『Jet Lancer』の実内容に迫る!
とりあえずゲームをスタートさせます。今回難易度はノーマルで。自分でエンジンを起動させ出撃。この演出超カッコイイ……。
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わけもわからず空に放り出されますが、このタイミングで操作説明が入ります。Wキーでスラスターを操作し前進。このときマウスカーソルの方向へ機体が方向転換します。
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海面近くを飛ぶと墜落防止装置が作動。ちなみにこの装置はストーリーを進めると外すことも可能になります。
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SPACEキーでアフターバーナーが使えます。加速で一気に敵との距離を詰めたり、相手の追尾ミサイルから離れたり用途は様々、画面中央のヘッドアップディスプレイ的なゲージで残り使用時間を確認できます。
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左クリックで機銃を、Eキーで副武装を発射します。画面端にある戦闘機のアイコンは敵機の位置です。アイコンの色の濃さが相手との距離なので、視界に入るギリギリで射撃を置いておけるとベストです。
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敵機と衝突したり相手の攻撃を受けたりするとライフが一つずつ減っていきます。その際右クリックのドッジロールを使うことで回避も可能です。
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Eを長押しするとスペシャルウェポンが使えます。初期設定は相手を自動追尾するミサイルを大量に撃ち出せるので、囲まれたときなどに大活躍してくれます。
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チュートリアルミッションをクリア。行動やクリア時間によってスコアが設定され、クリアランクが決まります。ドッグファイトらしさが際立つのがACCURACYの部分。「敵に当てられるときに撃墜させられる最低数のみ機銃を撃つ。」という、戦闘機漫画『エリア88』の主人公・風間真のようなプレイを徹底してみるとぐんぐんスコアが伸びました。
傭兵稼業は楽じゃない
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主人公の「Ash」は現在軍や一般からの仕事を請け負うフリーの傭兵として活動しているそう。ただ無茶も多くベースのCaptainの気苦労も多いようです。
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さらには前の作戦で負った借金を返すために大きな仕事を請け負いたいものの、ベースに「ホバードライブ」が装備されてないために外海に出られない状態。当面はホバードライブを入手するために細かな仕事を受けていきます。
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仕事(ミッション)受注画面はワールドマップのようになっており、ベースを航行させてミッションを請け負います。
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受注前のCaptainのブリーフィング。軍用の衛星部品を奪われないように撃退せよとのこと。
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このミッションでは船もターゲットに。上空から機銃を撃ち込んでもいいですが、誘導ミサイルを撃ち込むと楽に撃沈することができます。
戦闘機がわらわらと登場。すべて撃ち落としてやります。本作では戦闘中のBGMもドッグファイトの高揚感を高めてくれます。
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ミッションを進めるとボス戦が発生。王国海軍の要請で「歩くボール」を撃破しに向かいます。
「歩くボール」ことボス「FOOL」ですが、序盤は空母の上に立っているものの中盤からは空中でホバリングし、極太ビームで襲ってきます。回避に重点を置きつつ、機首が相手を向いた際に機銃を撃ち込みまくります。追尾ミサイルも有効です。
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ボスを倒すと謎のしゃべるネコ「Lem」が登場。エンジニアの腕があるというのでこの船の専属エンジニアになってもらいます。
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こちらがロードアウト画面。副武装や機体にセットするMODなどを切り替えられます。ストーリーを進めるたびに少しづつ変更する武装やMODが増えていくようです。
まとめ
一瞬の会敵と同時に機銃を撃ち込み撃墜させる、その間わずか0.5秒。といった戦闘がいくらでも楽しめる本作。高揚感のあるBGMも相まってとアドレナリンがバンバン分泌されることでしょう。「ドッグファイトやってる感」を楽しみたい人はマストバイな1本となるポテンシャルのある作品です。
タイトル:Jet Lancer
対応機種:PC(Steam)/ニンテンドースイッチ
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2020年5月13日
記事執筆時の著者プレイ時間:3時間
価格:1,520円