Soldak Entertainmentは、宇宙SFアクションRPG『Drox Operative 2』の早期アクセスをSteamにて開始しました。
同作は、2012年の『Drox Operative』の続編。プレイヤーはかつて宇宙を影から支配した裏ギルドの工作員の生き残りとなって、自身の宇宙船を駆り、ランダム生成の銀河で、4Xストラテジーと同様のメカニズムで常にバックグラウンドでシームレスにしのぎを削る種族に協力したり敵対したりしながら銀河での自身の立場の安定、“勝利”を目指すのが目的のハクスラARPGです。
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「ハクスラ」に重要なトレジャーハンティング要素などは一般的なハクスラRPG同様に完備。プレイヤーの船は、レベルアップによるポイント割り振りの他、様々なパーツや船員などを装備することで強化されていきます。“勝利”の方法は、銀河を制した種族と同盟を結ぶ他、銀河の既知種族全体と同盟を結ぶ、経済的に大きな利益を上げる、銀河中で恐れられる、など多数が用意されています。
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そのための方法も、各種族の提示するクエストの達成での関係性の増加、種族へのパーツ技術供与による船の性能の底上げ、種族間の関係性への工作や、アイテム売却による経済への介入、直接交渉による様々な条約の締結や宣戦布告など多岐に及びます。
なお、物語としては前作同様メインストーリーなどはなく、前作の後に多数の有象無象の知的種族が宇宙に現れた、という簡潔なバックグラウンドのみが語られています。また、“勝利”もしくは“敗北”後も次なる銀河を生成し、プレイヤーの能力などはそのままに、新たなゲームを好きな難易度で開始することができます。
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今作では、グラフィック、特にシェーディングなどが大幅に向上した他、種族との交渉の選択肢や様々な武器などが増加。ランダム生成の種族もゲームに登場するほか、戦闘・移動の速度やアクション性が非常に大きく改善されました。ローンチ時点では(前作+アルファ相当の)ゲーム自体の基本要素はすべて実装済みですが、まだアルファ版であり、今後一年近くをかけて多数のアートアセットの追加やマイナーな要素の追加改善などを行っていくとのことです。
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『Drox Operative 2』はSteamにてWindows/Linux向けに1,520円で早期アクセス実施中です。