マイクロソフトは6月25日、次世代機Xbox Series Xの機能をフル活用して最適化される「Optimized for Xbox Series X」に対応するタイトルを公開しました。
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「Optimized for Xbox Series X」は、カスタムSSDとソフトウェアを組み合わせた「Xbox Velocity Architecture」によるロード時間の短縮、DirectX レイトレーシングによるビジュアルの高品質化、最大120fpsの安定したフレームレートなどを実現する、Xbox Series Xの開発環境を使用して専用に開発された新しいタイトルや、以前にリリースされたタイトルでXbox Series X専用に再構築されたタイトルに付けられるバッジです。
画期的な真に迫る映像表現
DirectX 12の次世代版DirectX 12 Ultimateが実現するハードウェアアクセラレーションによるDirectXレイトレーシングをサポートする一部のゲームでは、よりダイナミックでリアルな環境が実現。現実的ライティングや、反射、3D空間における音響効果などより正確な空間が創造可能。『Call of the Sea』の開発元Out of the BlueのManuel Fernandez氏は、Xbox Series XとDirectXレイトレーシングにより、4K解像度で舞台となる島の環境がより存在感あるものにできることに胸が躍るとしています。
読み込み時間の短縮
『Gears 5』開発元のThe CoalitionのMike Rayner氏によれば、Xbox Series Xではデータの入出力の大幅な改善により、コードを変更することなく、ロード時間が4倍以上短縮。新しいDirectStorage APIと新たな圧縮解凍ハードウェアによりデータの入出力パフォーマンスが向上すると共に、CPU負荷が削減でき、高速のロードが実現されているとのことです。
次世代水準のフレームレート
また、Xbox Series Xは4K解像度で60fpsをパフォーマンスターゲットとしている中、一部のゲームではさらに最大120fpsや可変リフレッシュレートにも対応。『DiRT 5』開発元のCodemastersのDavid Springate氏によれば、本作において滑らかで応答性の高い120fpsに対応することが明かされています。
「Optimized for Xbox Series X」対応タイトル(6月25日時点)
- 『Assassin’s Creed Valhalla(アサシン クリード ヴァルハラ)』
- 『Bright Memory Infinite』
- 『Call of the Sea』
- 『Chivalry 2』
- 『Chorus』
- 『Cyberpunk 2077(サイバーパンク2077)』
- 『Destiny 2』
- 『DiRT 5』
- 『FIFA 21』
- 『Gears 5』
- 『Halo Infinite』
- 『Hitman 3』
- 『Madden NFL 21』
- 『Marvel’s Avengers(アベンジャーズ)』
- 『Outriders』
- 『SCARLET NEXUS(スカーレットネクサス)』
- 『Scorn』
- 『Second Extinction』
- 『The Ascent』
- 『The Medium』
- 『Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2』
- 『Yakuza: Like a Dragon(龍が如く7 光と闇の行方)』
上記のほか、今後も対応タイトルは増加していくとのことです。