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ユービーアイソフトは、従業員に対して専門の外部コンサルタントの協力を得て、不道徳行為に関する調査を開始したことを発表しました。
今月の中旬ごろより海外のゲーム業界では性暴力やセクハラ行為の告発が被害者より相次いでおり(参考:海外メディアPC Gamer 英語)、先日、ユービーアイソフトでも、製作中の『アサシンクリード ヴァルハラ』でクリエイティブディレクターを務めていたAshraf Ismail氏が、既婚であることを隠してファンと長期に不適切な関係下にあったことが被害女性より告発されました。現在同氏は役職を辞任し、休職状態にあることが伝えられています。
今回ユービーアイソフトでは、最初に被害者の方へ謝罪をすると共に、これまで足りていなかった自分達のチームや、プレイヤー、そしてコミュニティの為の安全な環境を整備することに今後専念すると発表。専門の外部コンサルタントを立てて、社内調査を開始したことを明らかにしました。現在進行中の調査の結果により、適切な懲戒処分を行うとのことです。
今後同社では、社員や協業者、コミュニティが誇りを持てるような、そんな自分達の価値観を反映した、誰にとっても安全な環境の構築を目標に、既存の、ポリシー、プロセス、そしてシステムのどこに問題があるかを見直し、不適切な行為の防止から発見、処罰までを行えるようにし、新たに取り組む施策についても公表していくとされています。