2020年11月7日、INDIE Live Expo IIにおいて、パブリッシャーPLAYISMは、グラスホッパー・マニファクチュアが開発した『シルバー事件』及び『シルバー事件25区』をHDリマスター化し、ひとつのタイトルにした『シルバー2425』をニンテンドースイッチ向けに、2021年2月18日リリースすることを発表しました。
本作は2018年3月に日本一ソフトウェアよりPS4向けにリリースされた同名のタイトルをニンテンドースイッチに移植したもの。
※PC版はそれぞればら売りで販売されており、バンドルも用意されています。
基本的なゲーム進行は、ひとつのゲーム画面内に、複数のウィンドウが表示され、さらにそのひとつひとつに演出が施された「フィルム・ウィンドウ」によって全編が構成されています。強烈かつ鮮やかなゲームデザインでお馴染み、須田剛一氏が手掛けたシリーズで、グラスホッパー・マニファクチュアのデビュー作でもあります。オリジナル版の発売以来、熱狂的なファンを獲得し、今なお語り継がれるアドベンチャーゲームの名作の一つです。
伝説の犯罪者ウエハラカムイをめぐる、多層的に語られる物語
1979年3月に起きた“シルバー事件”と呼ばれる事件の被疑者であるウエハラカムイを中心とした物語が展開するテキストがメインとなるアドベンチャーゲームです。
舞台はカントウ国家経済行政特別自治区 「24区」。そして、歪な世界を象った24区に、様々なシステム強化が行われて生まれた「カントウ25区」。
強烈な個性を放つ刑事たちの視点から描かれる表のストーリー、そしてフリージャーナリストの視点から描かれる裏のストーリーなどが交錯しながら、様々な視点を通じて物語が進行し、『シルバー事件』という世界を立体的に浮かび上がらせています。
また初回限定特典として、「暗闇ダンス」で須田剛一氏とタッグを組んだ漫画家、竹谷州史氏による描き下ろしスペシャルコミックが付属します。これは、書籍「SUDA51 OFFICIAL COMPLETE BOOK GRASSHOPPER MANUFACTURE & HUMAN WORKS」において、須田剛一氏自らが書き下ろした、シルバー事件の特別シナリオ「赤と青と緑と」をコミカライズしたものです。
タイトル: シルバー2425
公式サイト: http://thesilvercase.com/
開発元: 株式会社グラスホッパー・マニファクチュア
販売元: PLAYISM
ジャンル: アドベンチャーゲーム
プラットフォーム: ニンテンドースイッチ
発売日: 2021年2月18日(木)
価格: 5,980円(税抜) ※パッケージ版・DL版とも