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『アサシン クリード ヴァルハラ』流血表現削除は全世界同日発売維持のため…ユービーアイが説明

多くのユーザーが指摘する『アサシン クリード ヴァルハラ』流血表現削除問題について、ユービーアイソフトが公式ブログで理由を説明しました。

ニュース 発表
『アサシン クリード ヴァルハラ』流血表現削除は全世界同日発売維持のため…ユービーアイが説明
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ユービーアイソフトは、11月10日(PS5版は11月12日)に発売した『アサシン クリード ヴァルハラ』の流血表現について、削除の理由を公式ブログで明らかにしました。

同社宛てにも多数意見が寄せられているという流血表現の削除について、同社が18日に公開した記事では「ゲームのレーティングを取得する際、オリジナルのゲームに対して、当初予定していた修正内容では日本で発売することができない可能性が高い」ため「日本で発売可能となる表現修正を再度検討した結果、流血表現の削除も修正項目に含まれることとなりました。」とその理由を説明。こうした判断は全世界同日発売を維持するために下されたものだとしています。

また、表現規制以外にも各種不具合が報告されており、同社でもその内容は認識し、鋭意修正作業にあたっているとのこと。

特に「予言者の慰め」ミッションにおいて進行不能になる問題については、現在PC版において緊急対応によりミッションを進行できる状態に修正済で、12月初旬までには他プラットフォームでも解決する予定だということです。その他不具合やバグなどについても、随時対応していく方針を明らかにしています。

今回の騒動については、先月公開されたUBIDAY ONLINEで発表された日本版の規制内容では触れられていなかったことから、ユーザーの反発も大きくなっています。また、流血表現が削除されたことで本来意図したであろう表現と大きく異なってしまうといった問題も発生していました。

日本版の規制がアナウンスされたシーン

※UPDATE(2020/11/18 20:18):一部文章を追記・画像を差し替えました。

《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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