ポルトガルのインディーゲームスタジオTricephalusとHeadless Studioは、キャラベル船乗組員管理シム『Caravel: Set Forth』を発表しました。
キャラベル船とは、15世紀頃にポルトガルやスペインでの探検航海に利用されたとする小型で操船性能が優れた船。尾田栄一郎氏の漫画『ONE PIECE』に登場する「メリー号」もキャラベル船とされています。
プレイヤーは、大航海時代の先達とされるポルトガル王国エンリケ王子の任務を遂行するため、旅行に必要な物資を選択し乗組員を死なせないようにし、乗組員のスキルをうまく使いながら日夜キャラベル船を操縦します。予測不可能な天候に直面したり、海の景色や海にいる動物たちに驚嘆することもあるようです。
本作は、20世紀初頭のポルトガルの詩人フェルナンド・ペソアの “All seems daring to those who dare nothing”をモットーに、未知の世界を勇敢に航海する乗組員の物語がストーリーの根底にあるとされています。
『Caravel: Set Forth』は2020年初頭から開発が進められており、UnrealEngineで作成されPCにてリリース予定。記事執筆時点で、リリース日と価格は明らかになっていません。