ビデオゲームのプレイヤー人口が多いイギリスですが、調査会社によると2020年のエンターテイメント市場においてビデオゲームが占める割合が半分以上となり、さらに増加傾向にあるという調査結果が報告されています。
これは、アイルランドの首都ダブリンを基盤とする調査会社Research And Marketsが発表したもの。新型コロナウイルスのロックダウンによって、国民のビデオゲームへの関心がこれまで以上に高まっており、DLタイトルやモバイルゲームのユーザー数が増加しているとしています。
調査ではビデオゲーム市場を押し上げた理由として、インターネットやスマートフォンの普及率、関連技術の向上をあげています。特に、ゲームハードの販売台数は、2019年と比較すると2020年は大幅に増加しているとのこと。これは多くの医療関係者が、新型コロナウイルスの巣篭もり用としてビデオゲームを勧めていたことが背景にあるのだそうです。
また、イギリスにおけるゲームのユーザー層は中所得者と高所得者が最も多く、年齢別では25歳から44歳が最も多いようです。
Research And Marketsは、2026年にはビデオゲーム市場は約3,800億円規模(37億ドル)になるだろうと予測しています。