Frogwaresは、権利関係の係争が続く『The Sinking City(シンキングシティ)』をXbox Series X|S向けに配信しました。
本作は、2019年にBigben Interactive/Naconにより配信されたラブクラフト作品を基にしたアドベンチャー。オープンワールド制を採用しており、奇妙で狂気的な世界を自由に歩き回って探索できます。今回発売されるXbox Series X|S版は価格を改定し、通常版が5,850円、Deluxe Editionが7,600円となっています。


本バージョンの改善点や追加機能は以下の通りです。
4K(3840x2160)解像度への対応
60FPSでの動作
グラフィックの忠実性の向上
ロード時間の短縮
DLC「Merciful Madness」 に含まれる追加クエスト(Deluxe Editionまたは別途購入が必要)
本作については、Epic Gamesストアや前世代機向けなどに配信されていましたが元パブリッシャーであるBigben Interactive/Naconとのライセンスに関する揉め事が発生し、急遽日本語の削除や配信の停止など多数の問題が起きていました。
今回配信されたものはBigben Interactive/Naconは関わっておらず、開発元のFrogwaresが配信限定で自ら販売しています。それに伴い、前世代機版からのアップグレードはPS5版と同様、現時点では不可能となっています。


『The Sinking City』PC(DMRフリー)/PS5/Xbox Series X|S向けに日本語に対応して配信中。また、本記事執筆時点ではSteam/Epic Gamesストア/PS4/Xbox One版は継続して販売を停止中です。
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