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E3を運営するEntertainment Software Association(ESA)は、現地時間6月12日から6月15日まで開催される完全デジタルイベント「E3 2021」にて利用される、オンラインポータルおよびアプリの詳細を発表しました。
このオンラインポータルとアプリにはバーチャルなブース、ホストイベント、ビデオ会議、プロフィールやアバターの作成、オンラインフォーラムなどが搭載されており、開催期間中の重要なハブとなります。6月7日からのメディアアクセスウィークで先行公開され、その後E3 2021イベントの放送初日である6月12日には一般公開されます。なお、放送はAlex “Goldenboy” Mendez氏、Jacki Jing氏、Greg Miller氏の3名が司会を務めます。
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ESAのCEOであるStanley Pierre-Louis氏は「E3をバーチャルで開催することを決めたときから、世界中のファンの皆様に、通常のライブストリームを超えたインタラクティブな体験を提供することに注力してきました。その結果、ファンやメディア、業界関係者の皆様に4日間の放送と並行してE3を体験していただけるよう、オンラインポータルとアプリを開発し、今年の完全バーチャルイベント以降もインタラクティブなE3の要素を継続していくための基礎を築きました。」と語りました。
オンラインポータルやアプリには無料でアクセスでき、今月末に登録が開始されます。6月12日からのオンラインポータルでは、以下にアクセスが可能です。
出展者ブース:スペシャルイベント、VODコンテンツ、記事などを提供する出展者ブース。ポータル内のハブとして、各出展者の重要な発表やゲーム情報が提供されます。
ラウンジ:E3 2021参加者同士がオンラインで集う場所。
フォーラム:参加者同士がオンラインで議論し共有し合うための場所。
リーダーボード:ゲーム性のある要素を集めて表示することでファンがさまざまな方法で交流できる場所。
プロフィール作成:参加者が自分のプロフィールを作成し、カスタマイズできる場所。
また、6月7日から6月12日までの5日間はオンラインポータルとアプリを利用したメディアアクセスウィークを開催し、メディアがE3出展企業と直接交流できるようになります。アポイントメントを取ったり必要に応じてビデオ会議やチャットも利用できるとのこと。メディアの登録と認証は今月末から開始されます。
「E3 2021」は、6月12日から6月15日まで開催予定。なお、専用ポータル・アプリだけでなく、YouTube/Twitch/Twitter/Facebookでも放送が行われる予定です。