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EA、Facebookの元幹部を採用するなど、長らくゲーム業界への本格参入が噂されてきた定額制動画配信サービスを手掛けるNetflixですが、投資家向けの決算資料において改めてゲームジャンルへの積極投資とその方針を明らかにしました。
20日に発表した2021年4~6月期の決算資料によれば、同社はこれまでインタラクティブ性の高い「ブラック・ミラー:バンダースナッチ」や人気オリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス」のゲーム展開などをベースとして、ゲーム分野への参入の初期段階にあると明言。ゲームというジャンルが「オリジナルコンテンツやアニメーションと同様に、当社にとって新たなコンテンツカテゴリーになる」と高い期待を示しています。
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また、資料内ではゲームを現在の会員費に追加料金なしで提供するとされており、主にモバイル向けのゲームを中心に展開していくということです。今後のコストの見通しについても、オリジナルコンテンツの製作と同じくゲーム分野へも大規模な投資をしていくとしており、ゲームが同社にとって重要な注力分野であることもうかがえます。
今やNetflixの代名詞ともいえるオリジナルコンテンツを強化し始めてから約10年が経過し、今後はゲームが更なる事業の成長ドライバーとなるのか、同社では「会員の皆様がゲームをどのように評価しているのかを知るには、ちょうど良い時期」としています。
なお、同期決算は売上が過去最高の73億4,177万ドル(約8,068億円)で前年同期比19.4%増加し、過去最高を記録。純利益も13億5,301万ドル(約1,467億円)となるなど好調な結果となっています。会員数も前年同期比8.4%増の2億900万人となりました。