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デベロッパーEbb Softwareは現在開発を進めているグロテスクホラーアドベンチャー『Scorn』の近況を報告しました。
最新トレイラーが公開された2020年10月以降も継続してゲームを開発しているものの大きな発表はなく、沈黙が続いたのは最優先事項である開発に全力を注いたためと説明しています。また、マーケティングの優先度が低いのは情報公開の頻度が上がってもゲームのクオリティが上がったり発売が早まることもなく、むしろタスクが増えるだけだとの持論を展開。
大きな騒動となった『サイバーパンク2077』を例に挙げ、PRは素晴らしかったが1年遅らせるべきだったとし、開発者に宣伝材料の制作を押し付けなければゲームの修正にもっと時間をかけられたかもしれないとの見解を示しました。
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いずれにせよ9月末に囁かれていたように本作が2022年発売となるのは決定しているそうで、12月10日に延期が公式発表されるとのこと(延期の発表は当初10月を予定していたが、Ebb Softwareがどうにもできない状況により遅れたのだとか)。
Kickstarter支援者向けの今回の報告の最後では「コミュニケーション不足が気になるのであれば返金してもらえればいい。これはただのゲームであり、興味があれば発売された時に遊んでみてください」と若干突き放したような言葉で締めくくられており、これには支援者からの賛否両論のコメントが寄せられています。
不気味な世界観が注目を集めた『Scorn』。開発中の経緯はどうあれ最後には高いクオリティの作品が完成することを祈ります。