ゲームにはエンディングクリアや実績・トロフィーのコンプリートに縛りプレイなど様々なプレイスタイルがあります。中でも、特に競技性が高いと言われているプレイスタイルがRTA(リアルタイムアタック)です。ゲームスタートからクリアまでの「実時間の短さ」を競うプレイスタイルの1つで、プラットフォームや作品を問わず、少なくないプレイヤー達がRTAを楽しんでいます。
マリオ64のスピードランを専門にしているTwitchストリーマーLiam氏は、11月7日の配信にて『スーパーマリオ64』スター120枚RTAの世界記録を1時間37分53秒で更新、『スーパーマリオ64』120枚RTA初の1時間37分台を記録しました。
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1996年に発売された『スーパーマリオ64』の120枚RTAはRTAの中でも歴史が深く、日々最適化されている競技の1つです。BLJ(ケツワープ)やノーパン泳法など、用語だけは知っている方も多いのではないでしょうか。2021年4月には日本人RTAプレイヤーのバトラ氏が、日本人からは6年ぶりの世界記録更新を達成し話題となりました。
しかし、今回人類初の1時間37分台を達成したLiam氏は、10月9日時点で既にバトラ氏の記録を更新しており、そこから約1か月で自身の持つ世界記録を約20秒短縮しています。
Liam氏は投稿した動画の概要欄にて「良い走りでした、初の1時間37分台です。非常に即興性が高いので、これからも試行錯誤していきたいと思います。大量のタイムロスがありますが、それ以外の部分の走りはとても良かったです。」とコメントを残しています。
余談ですが、12月26日から31日には「RTA in Japan Winter 2021」が開催予定です。
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