Victuraは、Highwire Gamesが開発中のタクティカルミリタリーFPS『Six Days in Fallujah』を、2022年第4四半期に発売すると発表しました。
本作は、2009年に開発がスタートしたイラク戦争をテーマとしたFPS。開発完了まで進められていたものの、強い批判やパブリッシャーの販売権放棄等を経てお蔵入りとなっていました。2021年2月、突如として復活が伝えられましたが、その後本作の政治的姿勢について大きな議論が巻き起こる、米イスラム団体によってストアに販売自粛が要請されるなど、数々のトラブルに見舞われた作品です。発表当初は2021年末での発売を予定していた本作ですが、公式ニュースにて2022年第4四半期への延期が発表されました。
1968年(ベトナム・フエでの戦い)以降最大規模となった、2004年の多国籍軍対アル・カイーダの都市戦を描くという同作。2021年2月に公開されたアナウンストレイラーでは、都市戦の緊張感や悲惨さが当時の戦闘を経験した退役軍人らによって語られています。
映像や文章では伝わりきらない、100人以上の戦争経験者(イラク市民を含む)らの経験を共有することにフォーカスした『Six Days in Fallujah』は、多国籍軍の退役軍人らを支援する団体に売り上げの一部を寄付する予定とのこと。対応プラットフォームは PC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox Oneで、2022年第4四半期より発売予定です。