11月12日に発売した名作リマスター『グランド・セフト・オート:サン・アンドレアス:決定版(Grand Theft Auto: San Andreas - The Definitive Edition)』の中に、未完成のVRモードが含まれていることが明らかになりました。
海外メディア・Rockstar INTELのライターであるBen Turpin氏がTwitterに投稿した動画では、まだ視点のおかしい部分はあるものの、『GTA V』のように1人称モードで走ったり警察官を殴ったりといった行動ができています。
この機能にアクセスするためには、追加Modを導入した後デバッグモードにアクセスする必要があります。コマンドは「GTA.VR.1」というコマンドで、VRを想定していたのではないかという推測がなされています。Ben Turpin氏は「銃撃戦やパンチは微調整が必要だけど、かなりいい感じにプレイできます。スクリーンショットもクールになりそう!」と好感触であるようです。
この機能は、先日Oculus Quest 2版『GTA: SA』のVR版が開発中であることが明らかにされていたため、これに関する機能である可能性があります。しかし、今後それとは別にトリロジーがVRや1人称視点に対応するか、もしくは開発中にキャンセルされた機能であるかもしれませんが、詳細は不明です。
『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』はPC(Rockstar Games Launcher)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに発売中。『III』はPlayStation Now、『サン・アンドレアス』はXbox Game Pass向けにも提供されています。
なお本作については、Rockstar Gamesが品質の低さを認め謝罪、Rockstar Storeでのオリジナル版の再販売といった対応も明らかにしています。