先日発表されたシリーズ最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の舞台について、SNS上の海外ファン達はスペインとの関連性を指摘しています。
先月発売された『ポケモンレジェンズ アルセウス』向け追加コンテンツ配信発表の熱も冷めぬうちにお披露目された本作。公開されたトレイラーは、警備員と思しき男性が謎の部屋を探索する実写パートとゲーム映像を紹介するパートで別れており、その中には本作の舞台モデルを示唆するヒントが散りばめられていました。
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まずファン達が注目したのは、トレイラー冒頭のアンティークな印象を受ける地図です。その大多数はこれをスペインの地図ではないかと考察しており、中には1747年に作成されたイベリア半島(スペイン・ポルトガル)のものと関連付ける主張も存在しました。
また、ゲーム映像内には本作の舞台と思われるマップが登場しており、ジャーナリストのオースティン・ジョン氏は現実のスペイン・ポルトガルと地形が似ている点を指摘。断片的に映ったマップを繋ぎ合わせると、その類似性がより明確になります。
具体的なスポットに目を移すと、映像では“立ち並ぶ風車”に加え“開放感のある広場”や“モンスターボールを象ったタワー”などが紹介されており、一部ユーザーは「コンスエグラ風車群」「グエル公園」「サグラダ・ファミリア」といったスペインの観光名所と近似しているといいます。
トレイラー終盤では再び実写パートに戻り、新ポケモンとタイトルが披露されましたが、その途中に映った二つの紋章もスペインを起源としている可能性があります。紋章にはそれぞれフルーツが刻まれており、あるユーザーは、直前のシーンと色を冠したゲームタイトルを頼りに「ブラッドオレンジ」と「ブドウ」ではないかと推測しました。
両フルーツにはスペインを原産とする種(「サングイネッロ」、「テンプラニーリョ」)が存在することや、タイトルロゴがオレンジの断面とワインの気泡を彷彿とさせる点も注目に値するでしょう。
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なお、筆者個人も「“フラメンコ”っぽい絵画」「郷土料理の“ボカディージョ”らしきサンドイッチ」「伝統工芸“セビリア焼き”を思い起こさせる掛け時計」などのスペインに関連しそうな要素を発見しています。是非みなさんもトレイラーを観て、考察してみてください。