ポーランドのワルシャワに本社を置くCD PROJEKT REDは、2022年3月3日からロシアとベラルーシでCD PROJEKT REDグループの製品とGOG.COMプラットフォームで配信されるゲームの販売を停止すると発表しました。同じくポーランドのクラクフにあるBloober Teamも同社のタイトルをロシアとベラルーシで販売停止すると発表しています。CD PROJEKT REDもBloober Teamも、ウクライナ侵略に関与していない多くのロシアやベラルーシのプレイヤーに影響を与えることを理解しているとしつつも戦争を停めるために必要なステップであるとしています。
ロシアによるウクライナへの侵略を発端として欧米の経済制裁が行われている状況です。そんな中、ウクライナ副首相のミハイロ・フェドロフ氏はゲーム業界にも制裁を呼び掛けており、ソニーがロシアでの映画の放送を取りやめたり、エレクトロニック・アーツが『FIFA 22』などでロシアチーム・クラブを削除することを表明しています。フェドロフ氏はTwitterを通じてさらに数多くのゲーム会社に販売停止を呼びかけています。