2021年10月にアメリカ・ジョージア州に住む男性が中小企業向け新型コロナウイルス(COVID-19)の支援ローンを不正に受給し、それをレアなポケモンカードの購入に充てたというニュースをお伝えしましたが、その男性が禁錮36ヶ月(3年)と罰金1万ドルの判決を受けました。
ジョージア州南部地区米国弁護士事務所が発表したニュースによると、ジョージア州に住む31歳のVinath Oudomsine氏は10人の従業員をサポートする中小企業のオーナーであると騙り、議会が創設した救済支援ローンから8万5,000ドルを獲得しました。
Oudomsine氏はその資金を利用して、5万7,789ドル(現在の為替レートで667万1,595円)の「リザードン」のポケモンカードを購入。当該カードはカード鑑定会社BGSから9.5の評価を得たシャドウレスと呼ばれる初版のカードで、キラキラと光るホロカード仕様となっていました。
こういった罪を犯したOudomsine氏に対し、米連邦地裁のDudley H. Bowen裁判官は8万5,000ドルの返還と1万ドルの罰金、そして36ヶ月の懲役を言い渡しました。また、刑期終了後も3年間の監視が付けられるといいます。