Toge Productionsは、2022年3月28日に亡くなったモハメド・ファーミ氏の手がけたアドベンチャー『コーヒートーク』のセールをSteamで行い、その収益を同氏の家族へと寄付することを発表しました。セールは4月1日から5日まで行われます。
ファーミ氏は2011年からインドネシアで活動していたゲームクリエイター。プログラミング、ゲームデザイン、マーケティング、ナラティブデザインなどさまざまな分野で活躍し『コーヒートーク』『What Comes After』などの作品を手掛けていました。また、2022年リリース予定の『Afterlove EP』『コーヒートーク エピソード2:ハイビスカス&バタフライ』にも携わっています。
Toge Productionsは投稿内にて「情熱のある素晴らしいクリエイターで、インドネシアのインディーゲームクリエイターにインスピレーションを与えてくれた人物」とコメント。ファーミ氏が我々と一緒にいないことが信じられないと、ファーミ氏の死を悼んでいます。

また、彼の突然の旅立ちにファーミ氏の家族が一番影響を受けており、この最も困難な時期を助けるため『コーヒートーク』の収益を通じた寄付を行うことを決定したということです。ゲームはSteamにて2022年4月1日から5日まで32%オフとなり、その期間中の収益はすべてファーミ氏の家族へと寄付されます。