デベロッパーBattlestate Gamesは、ハードコアFPS『Escape from Tarkov』の最新パッチ「0.12.12.15.4」を配信しました。今回のパッチでは先日行われた「TarkovTV LIVE」でも紹介されていたリボルバーの追加やNVIDIA DLSS対応などが含まれています。主な追加機能は次の通りです。
NVIDIA DLSS
NVIDIA DLSS 2.3.1をゲームに追加。
DLSSはGPUの使用率が高い時にフレームレートを向上させるために開発されました。ゲームが既に高フレームレートで動作している場合、グラフィックスカードのフレームレンダリング時間はDLSSの実行時間より早い可能性があります。この場合はフレームレートを上げることはできないのでDLSSは必要ありません。しかし、グラフィックスカードに負荷のかかるゲーム(60fps以下)の場合はDLSSによって最適なパフォーマンス向上が得られ、グラフィックス設定を上げることでDLSSを最大限に活用することができます。DLSSはRTXテクノロジーを搭載したNVIDIA製グラフィックスカードでのみ動作。
DLSSによってFPSが向上するのは、DLSS使用前のグラフィックスカードが97~100%の使用率で動作していた場合のみ。
GPUが高い使用率で動作しない場合はより高いグラフィックス設定を選択し使用率を上げることができる。そしてDLSSを有効にする。
DLSSは高解像度で最も効果を発揮する。2560x1440以上の解像度を持つモニターを推奨。
一部のクラフトレシピで使用される補助ツールは、クラフト完了後にスタッシュに返却されるようになった。
武器とアーマーのリペアキットを追加。これらのキットはレイドで発見できるが、レイドに参加していない時だけ使用できる。リペアキットの効果は武器メンテナンスと知力のスキルの影響を受ける。
リボルバーの追加。
9x19チャンバーのChiappa Rhino 200DS
.357チャンバーのChiappa Rhino 50DS
新しい弾薬タイプの追加。
.357 Magnum Soft Point
.357 Magnum JHP
.357 Magnum Hollow Point
.357 Magnum FMJ
近日中に.40 SWチャンバーおよび9x21 ITAチャンバーのChiappa Rhinoも追加予定。
リボルバーのマスタリングレベルを追加。
RogueのAIを改良し、チームワークを強化。
Scavのスポーンメカニズムを見直し、プレイヤーの近くやオブジェクト内部でのスポーンを排除。加えてScavあるいはRogueのスナイパーポジションにプレイヤーScavがスポーンしないようにすることを目的としている。
PMC USEC/BEARの派閥選択画面においてモデルが完全にロードされる前にNEXTボタンをクリックできるようになった。
いくつかの武器・弾倉タイプでポーチの相互作用のサウンドを更新。
エリートレベルのスキル「Endurance」のステータスを変更。
呼吸の回復速度が50%に(以前は100%)
スタミナ増加が20%に(以前は25%)
クエストメニューでタスクをロケーションごとにソートできる機能を追加。
FactoryでTagillaとの戦闘中のScavの挙動をリワーク。
ボットの加速および減速時の慣性を追加。
ボットの静止旋回時および走行時の速度設定を追加。
ボットが伏せや立ち上がりなど姿勢切り替え時に射撃しないようになった。
トレーダークエストのメニューにオペレーションタスクの変更機能を追加。変更したタスクは失敗扱いになる。タスクの完了タイマーが切れるまで変更にかかるコストは増加する。
レイドのロード中の環境音(風や雨など)を無効にした。
“スナイパーライフル”や“アサルトライフル”のように、特定の武器クラスを使用して敵を排除する新しいタイプのオペレーションタスクを追加。
いくつかの武器アタッチメントにオーバーヒート機能を追加。
プレイヤーScavに殺された場合、死亡画面にプレイヤーのニックネームが表示されるようになった。
ゲーム設定に「接続タイプ」タブを追加。ロビーの機能セクションへのアクセスに問題がある場合は“HTTP”を選択。この設定はレイド時のゲームパフォーマンスには影響を与えない。
その他の調整や修正、最適化については公式のパッチノートにてご確認下さい。なお、パッチ導入にかかる時間は約2時間を予定しており(必要に応じて延長も)、その間はゲームにアクセスできないとのことです。