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「遊ぶたびにダンジョンの様子が変わる」「1000回遊べるジャンル」として、過去数十年ものあいだ人気を博しているジャンル・ローグライクRPG。近年は様々なアプローチで新味を出そうとするタイトルが開発されているなか、『虹のユグドラシル』はなんと “色彩変化”というシステムを導入することで、新しいゲームプレイを生み出そうとしています。
『虹のユグドラシル』はいくつかのプラットフォームでリリース中ですが、TOKYO SANDBOX2022ではあらためて本作の魅力を伝えるために展示が行われていました。今回は本作の内容がどのようなものかを紹介しましょう。
ダンジョンに散らばる、色彩のかけらを集めて自らの色を変え、強さに変える
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物語は、真っ白な世界に降り立った記憶を無くした少女が、七色に輝く世界樹・虹のユグドラシルに向かい、世界の謎を解きに行く旅に出るところから始まります。プレイヤーは主人公の少女となり、入るたびに姿を変えるダンジョンを進みながら世界樹へと向かっていくのです。
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ダンジョンを歩いてみると、さまざまな色彩のかけらが散らばっているのがわかります。少女は初めは真っ白なのですが、これらの色彩のかけらを手に入れると自らの身体の色が変わっていきます。
色の変化は、いわゆる光の三原色であるRGB値に対応。つまり色彩のかけらはそのままRGB値に当てはまっており、よくよく確認すると赤、緑、青のかけらが基本となっているのがわかります。
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入手したかけらによってRGB値が変動し、少女の姿が変わるだけではなく、値はそのまま攻撃力などに転換されます。本作ではキャラクターの成長にレベルは設定されておらず、集めた色彩の力がそのままステータスとなるのです。
RGBの値はいわゆる属性にもなっており、敵との戦いで有効な色彩や、逆に弱点になってしまう色彩が存在。ダンジョンの敵の様子を見て、どの色彩のかけらを集めることで効率良く攻略していけるかが、世界樹にたどり着くコツになるようです。
次回作も色彩に関係するゲームを作り続ける模様
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開発のOtorakoboは前作『白の少女~White Girl~』でも色彩をテーマにした対戦ゲームを開発しており、『虹のユグドラシル』は続く形で同じテーマを発展させたものだと言います。Otorakoboに今後も色彩をテーマにしたゲームを作るかをうかがったところ、前向きに考えているとのことでした。
『虹のユグドラシル』はニンテンドースイッチ/iOSで発売中。あらためて、色彩をめぐるローグライクRPGに触れてみたい方はいかがでしょうか。