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海外のとある調査にて、「メタバース」を楽しんでいる人のうち、「メタバース」が何なのかを説明できない人が多いという結果が明らかになったことを、海外メディア・PC Gamerが報じています。
海外企業・Wunderman Thompson Intelligenceが中国、アメリカ、イギリスの16歳から65歳の3,000人以上を対象にメタバース、クリプト、NFTに関する調査を実施しました。74%もの対象者が「メタバースについて聞いたことがある」と回答し、同じくらいの割合で「未来である」と考える対象者が多かったとのこと。しかし「メタバース」がどういったものであるか理解していて、誰かに説明できると答えた人はわずか15%しかいませんでした。
説明できると答えた多くの人は、社交のためのデジタルプラットフォームと考えており、主な懸念としてプライバシー、データ保護、サイバーいじめを挙げました。説明できない人にも広げてみてみると、調査対象者の50%以上は仕事、買い物、遊びなどを行う場所として捉え、60%は電子取引の場となると回答しています。
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『フォートナイト』にて部分的にメタバース的コミュニティがつくられたり、元FacebookであるMeta社が推し進めていたりとゲーム業界でも流行語になっている「メタバース」。読者の皆様はメタバースが何であるか説明できるでしょうか。