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ニンテンドースイッチ向けソフト『リングフィットアドベンチャー』のRTA界隈にて、タイム短縮に大きくつながる可能性を秘めた「新たなテクニック」が発見されました。
本テクニックは、リングコンを強く押し込んだまま高速連打することで、無理やりホバー時間を延ばすというもの。通常プレイであればそこまで長くホバーできないのですが、本テクニックでその制限を撤廃。かなりの長距離をホバー移動する、なんてこともできるようになりました。
これまでは避けられなかった魔物やギミックも、本テクニックを利用することでスキップ可能に。こういった場所がどんどん見つかり、タイム短縮に大きな革命を起こしつつあるのです。
リングコンを強く押し込んだまま高速連打という“力業”であるため、界隈では「筋肉グリッチ」や「マッスルスキップ」といった技名で浸透中。ただし、本テクニックの発見者である「えぬわた」さんは、おそらく想定されていない挙動を発生させているとして「筋肉グリッチ」と呼んでいます。
えぬわたさんは参考として、約10秒の短縮になるギミックスキップシーンを紹介。しかし、スキップによる経験値獲得の機会消失、筋肉グリッチ使用による体力面での消耗を考慮すると、短縮タイム以上のロスが発生するかもと思う場面もあるそう。それが面白みであるとも語っています。
一見すると革命的なテクニックに思えますが、RTA走者からすればそう簡単なことではないのが面白いところ。今はまだ実験段階ですが、筋肉グリッチを取り入れた本番でタイムに大きな変化は起こるのか?『リングフィットアドベンチャー』のRTA界隈から目が離せません。